つまのおんなともだち【妻の女友達】
小池真理子の短編小説。平成元年(1989)、第42回日本推理作家協会賞にて短編および連作短編集部門賞受賞。
つま‐の‐こ【夫の子/妻の子】
夫婦などが、互いに相手を親しんで呼ぶ語。「佐保渡り我家(わぎへ)の上に鳴く鳥の声なつかしき愛(は)しき—」〈万・六六三〉
つま‐の‐みこと【夫の命/妻の命】
夫婦などが、互いに相手を敬って呼ぶ語。「はしきよし—も明け来れば門に寄り立ち」〈万・三九六二〉
つま‐びさし【妻庇/妻廂】
建物の妻側につけた庇。
つまむかえ‐ぶね【妻迎へ船】
妻を迎えに出る船。特に、七夕(たなばた)に彦星(ひこぼし)が乗って織女を迎えに天の川に漕(こ)ぎ出すという船。「彦星し—漕ぎ出(づ)らし天の川原に霧の立てるは」〈万・一五二七〉
つま‐もの【妻物】
「妻2㋐」に同じ。
つま‐や【妻屋/嬬屋】
夫婦の寝所。ねや。「我妹子(わぎもこ)と二人我が寝(ね)し枕づく—のうちに」〈万・二一〇〉
つまよねむれ【妻よねむれ】
徳永直の長編小説。昭和21年(1946)から昭和23年(1948)にかけて、「新日本文学」誌に断続的に発表。同年刊行。昭和20年(1945)に死去した妻トシヲの生涯を題材とする。
つまよばらのように【妻よ薔薇のように】
成瀬巳喜男監督による映画の題名。昭和10年(1935)公開。原作は中野実の戯曲「二人妻」。出演、丸山定夫、千葉早智子、英百合子ほか。第12回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベストワン作品。
みょうと【夫婦/妻夫/女夫】
《「めおと」の音変化》妻と夫。夫婦。めおと。