いり‐も・む【いり揉む】
[動マ四] 1 入り乱れて押し合う。また、天候などが荒れ狂う。「終日(ひねもす)に—・みつる雷(かみ)の騒ぎに」〈源・明石〉 2 ひたすらに祈る。「ただ少しの便りを給はらんと—・みて申して」〈今...
いり‐もや【入母屋】
屋根の形式の一。上部は切妻(きりづま)造りのように二方へ勾配(こうばい)をもち、下方は寄せ棟造りのように四方へ勾配をもつもの。寺院などに多い。
いるま‐がわ【入間川】
埼玉県南部を流れる川。秩父山地妻坂峠付近に源を発し、川越市で荒川に合流。長さ65キロ。上流部は名栗(なぐり)川ともよぶ。 狂言。大名が入間川を渡る際、土地の者の入間詞(ことば)をおもしろがっ...
いろ‐ふか・し【色深し】
[形ク] 1 色が濃い。色が濃く美しい。「わが宿の嘆きの下葉—・くうつろひにけりながめふるまに」〈かげろふ・上〉 2 ひたすらに恋うさま。情が深い。「紅の初花ぞめの—・く思ひし心われ忘れめや」〈...
いわはし【岩橋】
狂言。和泉流。新妻が一向に被衣(かずき)をとらないので、夫は和歌でほのめかしてとらせようとするが、女は応じない。無理やりにとってみると醜い女なので夫は逃げ出す。
いわま‐かんのん【岩間観音】
岡山県久米郡美咲町にある本山寺の通称。山号は岩間山。役(えん)の行者(ぎょうじゃ)ゆかりの地に頼観が大宝元年(701)に建立、新山寺と称したが、鑑真が改称したと伝える。漆間時国(うるまのときくに...
いわもと‐よしはる【巌本善治】
[1863〜1942]教育者。兵庫の生まれ。キリスト教の精神に基づいて女子教育に尽力。日本最初の婦人雑誌「女学雑誌」を発行し、女性解放運動を推進した。妻は若松賤子(わかまつしずこ)。
いん‐ぞく【姻族】
婚姻によって親族になった者どうし。夫からみて妻方の父母兄弟など。民法では、三親等内の姻族を親族とする。姻戚。
ウィレムスタッド【Willemstad】
カリブ海南部、オランダ自治領キュラソー島の首都。同島西岸南部の港湾都市。17世紀から18世紀にかけて建造された、パステルカラーに彩られた切妻屋根の建物が並ぶ。1997年に「キュラソー島の港町ウィ...
ういうい‐し・い【初初しい】
[形][文]うひうひ・し[シク] 1 物慣れないで幼い感じがする。世間慣れしていないで、若々しく新鮮にみえる。「—・い新入生」「—・い新妻」 2 はじめてなので、気持ちが落ち着かない。きまりが悪...