かとう‐は【加藤派】
自由民主党の派閥の一。宏池(こうち)会の平成10年(1998)から同14年における通称。会長は加藤紘一。同12年に加藤が森喜朗内閣不信任案に賛成の姿勢を見せたことから派は分裂。翌年に堀内光雄らが...
かながわおきなみうら【神奈川沖浪裏】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の横浜本牧(ほんもく)沖の海上風景を描いた作品で、画面手前には大波と、波に揉まれる3隻の舟が描かれ、その後方に富士山の姿が見える。...
カナリア【(ポルトガル)canaria】
《「カナリヤ」とも》アトリ科の鳥。野生のものはスズメ大、全体に緑褐色で、カナリア諸島などに分布。15世紀からヨーロッパに持ち込まれ、飼い鳥として多品種が作られた。日本には18世紀末に長崎に舶来。...
カフェにて
《(フランス)Au Café》洋画家、藤田嗣治の絵画。油彩。1949年、藤田の米国滞在中の作品。乳白色の肌の女性がカフェのテーブルに頰杖をついて座っている姿を正面から描いたもの。フランス、ポンピ...
かへい‐しほん【貨幣資本】
資本が購入・生産・販売の各局面で姿を変えて循環する中で、貨幣の形態にある資本のこと。
かまえ【構え】
1 造り。構造。また、家屋などの外観。「—の大きな家」「洋風の—の門」 2 予想される事態に対処するための備え。「和戦両用の—」 3 即座に有効な動きができるように整えた、からだの格好。特に、武...
かま・える【構える】
[動ア下一][文]かま・ふ[ハ下二] 1 整った形に作り上げる。組み立ててつくる。「新居を—・える」「店を—・える」「一家を—・える」 2 ㋐前もって準備を整える。ある態度をとって、その状況に応...
かみ‐あげ【髪上げ】
1 髪を結い上げること。 2 古代・中世、貴族の娘が12、3歳ころに行った成人式。かぶろにしていた髪を束ねて後ろに垂らす。ふつう裳着(もぎ)と同時に行った。「よき程なる人になりぬれば、—などさう...
かみ‐おき【髪置き】
1 小児が髪を伸ばしはじめるときの儀式。中世・近世に行われた風習で、民間では、ふつう男女3歳の11月15日に行った。絓糸(すがいと)で作った白髪(しらが)を頭上にのせて長寿を祈り、産土神(うぶす...
かみ‐がくれ【神隠れ】
1 神の姿が見えなくなること。「木綿四手(ゆふしで)に立ち紛れて、—になりにけりや」〈謡・賀茂〉 2 誰にも気づかれないように姿を隠すこと。「人忍ぶ、われにはつらき葛城(かづらき)の、—して遣り...