あく‐ば【悪婆】
1 心のよくない老女。意地の悪い老女。 2 歌舞伎の役柄の一つで、悪事を働く中年女の役。毒婦の性格をもつ。生世話(きぜわ)狂言を特色づけた役柄で、扮装・演出にも定型がある。
あしくば【阿閦婆】
⇒阿閦仏(あしゅくぶつ)
いた‐とうば【板塔婆】
供養のため、梵字や経文などを書いて墓に立てる細長い板。卒塔婆(そとば)。
うめぼし‐ばばあ【梅干し婆】
梅干しのように顔にしわの多い老女をあざけっていう語。うめぼしばば。
うれつき‐とうば【梢付き塔婆】
最終の年忌法要の日に立てる、枝葉のついたままの生木の塔婆。葉付き塔婆。
お‐てんば【御転婆】
[名・形動]若い女性が、恥じらいもなく、活発に行動すること。また、そのさまや、そのような娘。おきゃん。「—な少女」→転婆(てんば)
おに‐ばば【鬼婆】
1 老婆の姿をした鬼。おにばばあ。「安達原(あだちがはら)の—」 2 残酷で無慈悲な老女をののしっていう語。おにばばあ。
お‐ば【御婆/姥】
老婆。老女。〈名義抄〉
お‐ばあ【御婆】
《「おばあさん」の略》祖母または老年の女性を親しんでいう語。
お‐ばば【御祖母/御婆】
祖母または老年の女性を親しんでいう語。⇔おじじ。