エプロン‐ドレス【apron dress】
前掛け型の婦人用仕事着で、ドレスの役目を兼ねるように作られ、後ろをひもで結ぶもの。
エポレット【(フランス)épaulette】
1 礼装用軍服などの肩につける飾り。肩章。 2 婦人服の肩につける飾り。
おおん‐かた【御方】
1 貴人の住居。お住まい。「父母、北の—になむ住み給ひける」〈宇津保・藤原の君〉 2 貴人、特に、貴婦人・姫君の敬称。「—(=中君)は、とみにも見給はず」〈源・総角〉
おかあさん‐コーラス
主に家庭婦人によって構成される女声合唱団の全国大会。正称は「全日本おかあさんコーラス大会」。第1回は昭和53年(1978)で、「全日本ママさんコーラス大会」の名称で開催された。昭和55年(198...
おかざき【岡崎】
婚礼のときの嫁のかぶりもの。約6センチ幅の白布を菱形(ひしがた)に畳み、それを広げてかぶる。葬列につく近親の婦人も用いる。岡崎帽子。 [補説]地名・作品名別項。→岡崎
おぎの‐がくせつ【荻野学説】
産婦人科医の荻野久作が大正13年(1924)に発表した、排卵期と受胎期についての学説。月経周期の長短にかかわらず、次回予定月経前12〜16日の5日間が排卵期、12〜19日の8日間が受胎期であると...
おこそ‐ずきん【御高祖頭巾】
《日蓮上人の像の頭巾に似るところから》縮緬(ちりめん)などの四角い布にひもをつけ、目だけを出して頭・顔を包む婦人の防寒用頭巾。袖頭巾(そでずきん)。《季 冬》
おち‐の‐ひと【御乳の人】
貴人の子の乳母。江戸時代、乳を飲ませる「お差し」、抱くだけの「抱き乳母」に対して、幼児の保育全般に携わった婦人の称。おち。「—の滋野井殿(しげのいどの)」〈浄・丹波与作〉
おとど【大殿/大臣】
《「おおとの」の音変化か》 1 貴人の邸宅の敬称。御殿(ごてん)。「—の瓦さへ残るまじく吹き散らすに」〈源・野分〉 2 貴人や、大臣(だいじん)・公卿(くぎょう)などの敬称。「さぶらひ給ふ右大将...
おのがつみ【己が罪】
菊池幽芳の長編小説。大阪毎日新聞で明治32年(1899)に前編、明治33年(1900)に後編をそれぞれ連載。婦人向け家庭小説の先駆。新派劇でしばしば上演されたほか、映画化作品も多い。