みたらし‐だんご【御手洗団子】
米粉のだんごを串(くし)にさし、軽く焼いて砂糖醤油(じょうゆ)をからめたもの。京都の下鴨神社の御手洗会の時に茶屋で売られる。《季 夏》
みつこ【光子】
網野菊による短編小説。東京の麹町界隈(かいわい)を舞台に、光子という娘の成長と下町の庶民の生活を描く。大正15年(1926)、志賀直哉の推薦により「中央公論」に発表。同年、同作を表題作とする短編...
みつ‐ご【三つ子/三つ児】
1 1回の出産で生まれた三人の子供。 2 3歳の子。転じて、幼い子。
みにくいあひるのこ【みにくいアヒルの子】
《原題、(デンマーク)Den grimme Ælling》アンデルセンの童話。1843年発表。アヒルの群れで一羽だけ異なる姿のためにいじめられていた雛(ひな)は、実は美しい白鳥の子であったという話。
みの‐かさご【蓑笠子】
カサゴ目フサカサゴ科の海水魚。岩礁にすみ、全長約30センチ。体は淡紅色に黒褐色の横帯がある。胸びれ・背びれが非常に長く、大きく広げて泳ぐ。背びれのとげに毒をもち、刺されると激しく痛むので、手を触...
みます‐ごうし【三枡格子】
三枡の形を連ねた格子縞。団十郎格子。
みやげ‐だんご【土産団子】
葬送の際、墓地に持参する団子。野辺送り団子。杉団子。
みやまじし【御山獅子】
地歌・箏曲(そうきょく)。手事(てごと)物。竹中墨子が作詞し、菊岡検校が三味線曲として作曲、八重崎検校が箏の手をつけたもの。伊勢神宮近くの名勝を四季に配し、太神楽(だいかぐら)の獅子舞を加えた曲。
ミュラーかんよくせい‐いんし【ミュラー管抑制因子】
⇒抗ミュラー管ホルモン
ミュー‐ちゅうかんし【μ中間子/ミュー中間子】
μ粒子のこと。1937年に宇宙線の中から発見され、当初は核力を仲介する中間子の一つとみなされた。後に誤りであることがわかり、この名称は現在使われていない。