ミュー‐りゅうし【μ粒子/ミュー粒子】
素粒子の一。質量は電子の約207倍で、電荷は正・負の2種、スピン半整数。崩壊して電子とニュートリノになる。記号μ ミューオン。
茗荷(みょうが)の子(こ)
1 ミョウガの花穂のこと。香りがよく、薬味などにする。《季 夏》 2 《1が、出るそばから取られることから》ばくちに負けることをいうしゃれ。「出ては取られる—」
みんでん‐なす【民田茄子】
山形県庄内地方特産の、小粒で丸いナス。漬け物に向き、一夜漬け・からし漬けが美味。
むか‐ご【零余子】
葉の付け根にできる、多肉で球状の芽。地上に落ちると根を出して、新しい個体となる。ヤマノイモでは茎、オニユリでは鱗片葉が変化してできる。鱗芽。珠芽。肉芽。ぬかご。《季 秋》「雨傘にこぼるる垣の—か...
むき‐こうぶんし【無機高分子】
炭素を含まない高分子の総称。ケイ素を骨格とする二酸化ケイ素(水晶、石英、瑪瑙(めのう))などが天然に産する。また、結合様式にはよらないため、ガラスや粘土、各種の無機塩類も含まれる。⇔有機高分子。
むきょくせい‐ぶんし【無極性分子】
分子内の結合に電気的な偏りがなく、電気双極子をもたない分子。二酸化炭素、四塩化炭素などがある。非極性分子。
むぎ‐なでしこ【麦撫子】
1 ナデシコ科の一年草。高さ約80センチ。全体に長い毛が密生し、葉は線形で対生する。5、6月ごろ、紫色の5弁花を開く。ヨーロッパの原産。観賞用。麦仙翁(むぎせんのう)。 2 キク科の二年草バラモ...
むぎわら‐ぼうし【麦藁帽子】
麦稈真田(ばっかんさなだ)をとじつけて作った帽子。夏に日よけ用として用いる。麦藁帽。ストローハット。
むく【無患子】
ムクロジのこと。また、その実。
むくろ‐じ【無患子】
ムクロジ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。高さ15メートル以上になる。葉は細長い小葉からなる羽状複葉。夏、雌花と雄花とが円錐状につく。実は球形で黄褐色に熟し、中の種子は黒色で堅く、羽根つき...