むこ‐ご【婿子】
「婿(むこ)」に同じ。「世にあらんものの—になして」〈平家・一〇〉
むこ‐ようし【婿養子】
婿養子縁組みによって養子となった人。
むし‐がし【蒸(し)菓子】
蒸して作った和菓子。まんじゅう・蒸しようかんの類。
むしこ‐ごうし【虫籠格子】
虫かごのように目の細かい格子。
むしとり‐なでしこ【虫取撫子】
ナデシコ科の一年草。高さ約50センチ。葉は卵形で対生。5、6月ごろ、紅または白色の小花が多数咲く。茎の節から粘液を出すが、食虫植物ではない。南ヨーロッパの原産。こまちそう。はえとりなでしこ。《季 夏》
むしゃ‐ぞうし【武者草子】
武者絵をつづった草子。
むす‐こ【息子/息】
《「生(む)す子」の意》 1 親にとって自分の子である男性。せがれ。「跡取り—」「どら—」⇔娘。 2 陰茎の俗称。 [補説]作品名別項。→息子
むすこ【息子】
小山内薫の戯曲。大正11年(1922)、「三田文学」に発表。翌年、帝国劇場にて初演。アイルランドの劇作家、ハロルド=チャピンの戯曲「父を探すオーガスタス(Augustus in Search o...
むすめ‐ご【娘子】
「娘(むすめ)」に同じ。「こなたには、おな上﨟と言うて、—がござらうが」〈狂言記・貰聟〉
むそう‐れんじ【無双連子/夢想櫺子】
作り付けにした連子に、同様の連子のある引き戸を内側に重ね、引き戸を引くと両方のすきまが互い違いになって一面の板張りのようになるもの。