ぶんじ‐きん【文字金】
江戸時代、「文」の字の極印のある金貨の称。元文金・文政金があるが、ふつう元文金をさす。文金。
ぶんじ‐せん【文字銭】
江戸時代、寛永通宝銭のうち、寛文8年(1668)から発行されたものの称。京都方広寺の大仏をこわして鋳造され、裏に「文」の字が刻されていた。文銭。
ぶんせい‐きんぎん【文政金銀】
江戸幕府が文政年間に鋳造を始めた金銀貨。二分金・一朱金・一朱銀の新鋳と、小判・一分金・二分金・丁銀・豆板銀・二朱銀の改鋳とがある。背面に草書の「文」の字があるものを草文・草文字金銀・新文字金銀と...
ぶん‐せん【文選】
活版印刷で、原稿に合わせて活字を選び取り、文選箱とよぶ小さな容器に集め並べること。また、それを仕事とする人。「—工」
ぶん‐せん【文銭】
「文字銭(ぶんじせん)」に同じ。
ぶん‐にょう【文繞】
漢字の部首の一。「斐」「斑」などの「文」の部分。
ぶんぶく‐ちゃがま【文福茶釜/分福茶釜】
《「ぶんぶく」は茶の沸き立つ音を擬して、それに当て字したもの》群馬県館林市の茂林寺に伝わる茶釜。伝説では、守鶴という老僧の愛用していた茶釜が、くんでもくんでも湯がなくならないので不思議がられて...
ブーカ【VUCA】
《volatility(変動性)、uncertainty(不確実性)、complexity(複雑性)、ambiguity(曖昧性)の頭文字から。「ブカ」とも》変化が激しく複雑で、将来の予測が困難...
ブーメラン【boomerang】
オーストラリアの先住民が、狩猟や戦闘に用いる「く」の字形の木製の道具。投げると回転しながら飛行し、対象物に当たらないときはもとの位置にもどってくる。
プサイ【Ψ/ψ/psi】
《「プシー」とも》 1 ギリシャ文字の第23字。 2 精神医学で超能力を表す記号。 3 〈ψ〉量子力学でφとともに波動関数を表す記号。