へのじ‐ぐち【への字口】
口の両わきが下がり、「へ」の字の形になった口。
へのじ‐なり【への字形】
1 「へ」の字の形に曲がっていること。「口を—に結ぶ」 2 《「一」の字を「へ」の字のように書くというところから》未熟で手ぎわの悪いこと。曲がりなり。「どうやらかうやら—に埒(らち)あけさせて」...
へのへのもへじ
文字遊びの一。ひらがなの「へのへのもへじ」の7字を使って人の顔を描くもの。へへののもへじ。
ヘブライ‐ご【ヘブライ語】
セム語族に属する言語。旧約聖書に用いられた古代ヘブライ語、もっぱら文字言語としてユダヤ教徒に使われた中期ヘブライ語のあと、19世紀末に日常語として復活したのが現代ヘブライ語で、これはイスラエルの...
ヘブライ‐もじ【ヘブライ文字】
アラム文字から漸次変化した文字で、現在の標準書体は1世紀末に確立したと推定されている。字母の数は22個で、1字が1子音を表すが、そのうちの4字は母音を表す場合もある。大文字と小文字の区別はなく、...
ヘボンしき‐ローマじつづりかた【ヘボン式ローマ字綴り方】
日本語を書き表すためのローマ字のつづり方の一。明治18年(1885)に羅馬字会(ローマじかい)が定めたつづり方をヘボンが明治19年(1886)の「和英語林集成」第3版に採用し一般化したもの。→標...
へまむし‐にゅうどう【ヘマムシ入道】
文字遊戯の一。片仮名のヘマムシの4文字で頭部横顔を、草書の入道の2字でからだを書き表したもの。→ヘマムショ入道
ヘリンボーン【herringbone】
《「ヘリングボーン」とも》V字形を縦横に連続させた文様。また、その織物。ニシン(herring)の骨に見立てて名づけられたもの。杉綾織。
へん【偏】
1 漢字の構成部位の名称の一。左右の組み合わせからなる漢字の左側の部分。字形によって「亻(にんべん)」「氵(さんずい)」などと呼ぶ。⇔旁(つくり)。 2 かたよっていること。公正でないこと。「用...
へん【偏】
[常用漢字] [音]ヘン(呉)(漢) [訓]かたよる ひとえに 1 本筋や中心からそれている。かたよる。「偏屈・偏見・偏向・偏差・偏在・偏食・偏重・偏頗(へんぱ)/不偏」 2 (「褊(へん)」と...