マッド【MAD】
《magnetic anomaly detector》磁気探知装置。潜水艦の存在によって生じる、地球の磁力線の乱れを利用して、潜水艦の位置を探る装置。
まな‐しき【末那識】
《「末那」は、梵manasの音写》仏語。唯識説でいう八識のうちの第七識。我に執着して存在の根拠となる心の働き。意識がなくなった状態にも存在し、迷いの根源とされる。
まぼろし【幻】
1 実際にはないのに、あるように見えるもの。また、まもなく消えるはかないもののたとえ。幻影。「死んだ母の—を見る」「—のようにはかない人生」 2 その存在さえ疑わしいほど、珍しいもの。「—の...
マヨラナ‐りゅうし【マヨラナ粒子】
電荷をもたない中性のスピン1/2の粒子のうち、反粒子が自身と同じもの。1937年にイタリアのE=マヨラナが考案したが、実験的にはまだその存在が確認されていない。現在、岐阜県の神岡鉱山跡にある実験...
マルターゼ【maltase】
麦芽糖(マルトース)などをぶどう糖に加水分解する酵素。小腸などの消化液に含まれ、酵母に多く存在。α-グルコシダーゼ。
マルチバース【multi-verse】
ユニバース(宇宙)のユニ(単一)をマルチ(多重、多数)に置き換えた造語。宇宙は我々が存在する宇宙だけでなく、別に、または無数に存在するかもしれないという仮説に基づく。インフレーション宇宙論から導...
まれ【稀/希】
[形動][文][ナリ]実現・存在することが非常に少ないさま。また、数少なくて珍しいさま。「ここでは、雪は—だ」「たぐい—な才能」
マントルたいりゅう‐せつ【マントル対流説】
マントル内にきわめて緩やかな熱対流が存在し、これが地殻運動の原動力になっているという説。1930年代に英国のA=ホームズらが造山運動や海嶺・海溝の形成、大陸移動などを説明するために提唱。→プルー...
マンニトール【mannitol】
糖アルコールの一種。白色で甘味のある水溶性の結晶。天然に広く存在し、食品ではコンブやキノコ類などに多く含まれる。また、食品添加物や医薬品にも利用される。
まん‐ぼう【万法】
仏語。物質的、精神的なすべての存在。また、それがもつ真理・法則。諸法。ばんぽう。