たい‐き【大気】
[名]天体の表面を取り巻いている気体の層。普通は地球の空気をさし、地上1000キロまで存在して太陽の強烈な紫外線やX線を遮るとともに保温の役割などを果たす。その95パーセントは地上20キロ以下...
たいき‐けん【大気圏】
地球を包んでいる大気の存在する範囲。気温分布によって対流圏・成層圏・中間圏・熱圏に分かれる。気圏。
たいき‐じゅみょう【大気寿命】
化学物質などが、大気中に安定して存在している時間。特に、地球温暖化をもたらす温室効果ガスや大気汚染の原因物質などに対していう。
たい‐しゅう【大衆】
1 多くの人。多衆。 2 社会の大部分を占める一般の人々。特に、労働者・農民などの勤労階級。民衆。「—の支持を得る」「一般—」 3 社会学で、孤立して相互の結びつきを持たず、疎外性・匿名性・被暗...
たい‐しょく【体色】
動物の体表面の色彩。色素の存在によるものと、鳥の羽やチョウの翅(はね)のように光の干渉や回折によるものとがある。
たい‐せつ【体節】
動物体の頭から尾にかけて周期的に繰り返される構造単位。環形動物・節足動物に典型的にみられ、各体節の中に一つまたは数個の器官が反復して存在する。
タイタン【Titan】
ギリシャ神話の巨人神族ティタンの英語名。
土星の第6衛星。1655年にホイヘンスが発見。名は
に由来。土星系で最大で、太陽系の全衛星でもガニメデに次ぐ。窒素を主成分とする濃密な大気から液体メ...
たいひょう‐たんかすいそ【体表炭化水素】
昆虫の体表面に存在するワックス状の成分。不揮発性で炭化水素の混合物であり、水分の蒸発を防ぐ役割をもつ。アリなどの社会性昆虫の場合、同種であっても巣が異なると成分組成が異なり、他の集団との区別に利...
たいへいよう‐こうきあつ【太平洋高気圧】
北太平洋に現れる亜熱帯高気圧。中心部はハワイ諸島北側の東太平洋上。夏に優勢で北に張り出し、日本付近に高温湿潤な空気をもたらす。小笠原諸島付近に中心をもつことが多く、小笠原高気圧ともいう。北太平洋...
タウ‐たんぱくしつ【タウ蛋白質】
中枢神経細胞に存在する微小管結合たんぱく質の一つ。アルツハイマー型認知症の患者の脳には、老人斑とともに、異常にリン酸化されたタウたんぱく質の沈着物(神経原線維変化)が見られる。