タルシス【Tharsis】
火星の赤道付近にある広大な溶岩台地。マリネリス峡谷の西に位置する。オリンポス山を含む太陽系最大規模の巨大な火山が複数存在する。
たん‐さん【炭酸】
1 二酸化炭素が水に溶けて生じる弱い酸。水溶液としてのみ存在。化学式H2CO3 2 「炭酸水」の略。
たんさんすいそ‐えん【炭酸水素塩】
炭酸水素イオンを含む塩。多くは水溶液として存在し、弱アルカリ性。リチウムを除くアルカリ金属、アンモニウム、カドミウム、水銀(Ⅱ)などの塩が安定であり、熱すると固体として取り出せる。酸性炭酸塩。
たんさん‐だっすいこうそ【炭酸脱水酵素】
動物の体内に存在し、炭酸を二酸化炭素と水に分解する、亜鉛を含む酵素。逆の反応で二酸化炭素を炭酸に変換することもでき、組織から二酸化炭素を運び出したり、肺で変換した二酸化炭素を排出したりするはたら...
たんじゅう‐しきそ【胆汁色素】
胆汁の主成分の一。糞便の色はこれによる。ヒトでは黄褐色のビリルビンが多く、血清中に過剰に存在すると黄疸(おうだん)となる。ほかに緑色のビリベルジンがある。
たんそさ‐ぶんし【炭素鎖分子】
多くの炭素原子が鎖状に結合した化合物。炭素鎖には水素・窒素・酸素・硫黄などが結合するが、不飽和結合のものが多く、反応性が高い。そのため、地球環境では通常存在せず、星間空間の分子雲に見られる。
たんそ‐じゅうし【炭素一四】
炭素の質量数14の放射性同位体。天然には宇宙線の中性子と大気上層での窒素との核反応によって生成し、大気中に二酸化炭素として存在する。β崩壊し、半減期は5730年。生物が死ぬと大気中の二酸化炭素と...
たんたい‐ゆそう【担体輸送】
生体膜などに存在する担体が、特定の物質と結合し、その物質に細胞膜などを通過させること。
たん‐でん【炭田】
炭量・炭質ともに経済価値のある石炭層が存在する地域。
たん‐どく【単独】
[名・形動]ただ一人、また、ただ一つであること。他から独立していること。また、そのさま。「—で登頂する」「—に存在する」