チトクロム【(ドイツ)Cytochrom】
生物の細胞内に存在する鉄たんぱく質。ヘモグロビンとよく似た構造をもつヘムたんぱく質の一。細胞呼吸における電子伝達系に関与する。チトクローム。シトクロム。
ちな・む【因む】
[動マ五(四)] 1 ある物事との関係をもとにして、他の物事が存在する。つながりをもつ。「干支(えと)に—・んだデザイン」「憲法記念日に—・む番組」 2 かたい約束をする。かたい契りを結ぶ。特に...
ち‐の‐たき【血の滝】
鉄錆(てつさび)色の水が流れる南極のテーラー氷河の水流。古代の海水を含み、氷河・岩盤間に存在する微生物が分解した岩盤の鉄分によって赤く見える。 [補説]この微生物は、食料源のない氷下400メート...
ちゃくしゅつ‐すいてい【嫡出推定】
妻が婚姻中に懐胎した子を、法律上、夫の子と推定すること。婚姻の成立から200日経過後、または離婚後300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定され、夫以外の男性との間に生まれた子であっ...
ちゃくしゅつ‐ひにん【嫡出否認】
婚姻中または離婚後300日以内に生まれた子は婚姻中の夫婦間にできた嫡出子とする嫡出推定を否定するための手続き。夫が、子の出生を知ってから1年以内に申し立てる。 [補説]出生を知ってから1年以上経...
チャネラー【channeler】
《情報などを伝達・仲介する人の意》異次元の意識を人に伝える媒介者。宇宙存在と交信する人。霊媒者。→チャネリング
チャーム‐クオーク【charm quark】
第2世代に属するクオークで、電荷が+2/3のもの。記号はc。6種類あるクオークの中で3番目に重い。1970年、S=グラショー、J=イリオポロス、L=マイアーニにより予言され、すでにその存在を示す...
ちゅうかん‐てき【中間的】
[形動]中間に位置しているさま。どちらにも偏っていないさま。「ヒトとサルの—存在」
ちゅうこうおん‐ぎんがかんぶっしつ【中高温銀河間物質】
10万度〜100万度の温度をもつ非常に希薄な銀河間物質。理論的には存在すると考えられていたが、従来の観測では検出できなかったため、長らく暗黒バリオン問題として知られた。スニヤエフ・ゼルドビッチ効...
ちゅうせいし‐スキン【中性子スキン】
中性子過剰核において、原子核の表面付近に存在する中性子だけでできた薄い層。さらに中性子が多い不安定核の場合、中性子が霧のように分厚く広がる中性子ハロー核になる。