うねめ【采女】
宮中の女官の一。天皇・皇后の側近に仕え、日常の雑事に従った者。律令制以前からあったとみられるが、律令制では諸国の郡司一族の子女のうちから容姿端麗な者を出仕させて、宮内省采女司(うねめのつかさ)が...
えいきゅう‐さい【永久債】
償還期限の定めがない債券。発行体が存続している限り、永久に利子が支払われるが、投資家は元本の償還を要求できない。→有期債
えど‐じだい【江戸時代】
徳川家康が征夷大将軍に任ぜられた慶長8年(1603)から、徳川慶喜(よしのぶ)が大政奉還して将軍職を辞した慶応3年(1867)までの、江戸に徳川幕府(江戸幕府)の存続した265年間。家康が関ヶ原...
えど‐ばくふ【江戸幕府】
慶長8年(1603)徳川家康が江戸に開いた武家政権。慶応3年(1867)の大政奉還まで、15代265年間存続。執政の組織は、老中・若年寄・大目付・目付および寺社・勘定・町の三奉行を中心とし、必要...
おおうち‐しゅご【大内守護】
皇居を守護した職名。平安中期以後に設置され、武家が世襲して承久の乱のころまで存続した。
カースト【caste】
1 《(ポルトガル)casta(血統)に由来》インド社会で歴史的に形成された身分制度。インドに侵入したアーリア人が定住する過程で形成されたバルナ(四種姓)を起源とするが、社会の複雑化や階級の細分...
きせい‐じぬし【寄生地主】
農民に土地を貸し付けて小作料を取り立てるだけで、自らは農業にたずさわらない土地所有者。日本では、第二次大戦後の農地改革で解体されるまで存続した。
きゅうしゅう‐がっぺい【吸収合併】
合併する会社のうちで、一会社だけが存続し、他の会社は存続会社に吸収されて消滅する合併方式。→新設合併
きゅうしゅうがっぺい‐そんぞくがいしゃ【吸収合併存続会社】
⇒存続会社
きょうゆうち‐の‐ひげき【共有地の悲劇】
経済学で、多くの人の利己的な行動によって共有資源が枯渇すること。山林や漁場などの共有地(入会地(いりあいち))において、各自が適量を採取すれば存続できる資源も、自己利益のために濫伐・乱獲する者が...