りんかい‐てん【臨界点】
物質の相転移における臨界状態を示す変曲点。液体と蒸気との共存状態がなくなって連続的に変化するようになる点。
りんご‐さん【林檎酸】
有機酸の一。リンゴ・ブドウなどの果実中に多く存在。無色の針状の結晶で潮解性がある。生体内ではトリカルボン酸回路の一員で、フマル酸から生成しオキサロ酢酸となる。清涼飲料水の酸味に使用。分子式C4H6O5
りんしょう‐しけん【臨床試験】
新薬の効果を確かめたり、既存の薬剤の追跡調査をしたりするため、患者や健康な人に服用させて試すこと。国に新薬としての承認申請をする場合には、特に治験(治療試験)という。
りんじ‐せいふ【臨時政府】
戦争・革命・クーデターなどによって既存の政府が廃止され、正式政府が樹立されるまでの間、臨時的に組織される政府。臨時政権。暫定政府。暫定政権。
りん‐たんぱくしつ【燐蛋白質】
リン酸基と結合した複合たんぱく質の総称。細胞内に広く存在し、牛乳に含まれるカゼイン、鶏の卵黄に含まれるビテリンなどが知られる。ホスホプロテイン。
り‐せいどう【李政道】
[1926〜 ]米国の物理学者。上海の生まれ。コロンビア大学教授。1956年に楊振寧と共同で素粒子の弱い相互作用におけるパリティーの非保存の理論を提唱。理論が実証され、1957年に楊とともにノー...
リーマン‐よそう【リーマン予想】
ドイツの数学者リーマンの論文「与えられた数より小さい素数の個数について」によって、1859年に提出された素数分布の規則性にかかわる予想。数学における未解決の難題であり、ミレニアム問題の一つとして...
ルアヒワ‐ペトログリフ【Luahiwa Petroglyph】
米国ハワイ州、ラナイ島内陸部にある岩絵。ラナイハレ山の中腹に位置する。15世紀頃のものとされ、数十もの岩に人・動物・カヌーなどが刻まれている。ハワイで見つかっている岩絵の中でも特に保存状態がよい...
るいけい‐がく【類型学】
個々の存在や現象の間の類似点を抽出してそれらの本質を理解しようとする学問の方法。生物学・心理学・言語学・文化人類学・芸術学などにみられる。類型論。
るいしん‐しょうてんレンズ【累進焦点レンズ】
場所によって少しずつ異なる焦点距離をもつレンズ。遠近両用、遠中近用の眼鏡などに用いられる。二重焦点レンズや三重焦点レンズのように、レンズにははっきりとした境目は存在しない。累進レンズ。