がく‐どう【学堂】
学問を教える所。学校。「二年程広東省の何とやら云う—の教官をしていたが」〈荷風・ふらんす物語〉
がく‐どう【学道】
仏道を学び修行すること。また、学問の道。「連歌に限らず、—はただただ人に物を問ひ給へ」〈仮・竹斎・上〉
がく‐は【学派】
学問上の流派。「陽明—」
がく‐ひ【学匪】
学問や知識を用い、民心を惑わし社会に悪影響をおよぼす学者・教育者や学生。 [補説]もとは中国で清末・中華民国政権のころ、革命思想に染まった学生を批判してこう呼んだ。
がく‐ふ【学府】
学問をする人々の集まる所。学校。「最高—」
がく‐ふう【学風】
1 学問上の傾向や特徴。「師の—を受け継ぐ」 2 学校の気風。校風。「自由な—」
がく‐ぶ【学部】
1 大学で、専攻する学問の分野によって大別された教育・研究上の組織。法学部・文学部・理学部・医学部など。 2 旧制大学で、予科を併設していた大学の本科。
がく‐ぼく【学僕】
師の家や塾などに住み込み、雑用を務めるかたわら学問をする人。「二人共もとは父の家の—であったが」〈荷風・二人妻〉
がく‐めい【学名】
1 生物などの分類に用いる学問上の世界共通の名称。国際命名規約に基づき、属名と種小名による二名法がとられ、ラテン語またはラテン語化した名詞と形容詞で表す。スウェーデンの生物学者リンネに始まる。 ...
がくもん‐じょ【学問所】
1 江戸時代、学問を授けるために設けられた施設。今日の学校にあたる。 2 昌平坂(しょうへいざか)学問所のこと。 3 学問をする部屋。書斎。「爰(ここ)は不断の—とて、是に座をなせば」〈浮・五人...