きょく‐がく【曲学】
真理をまげた学問。
きょくがく‐あせい【曲学阿世】
《「史記」儒林伝から》学問上の真理をまげて、世間や権力者の気に入るような言動をすること。「—の徒」
きょ‐けい【居敬】
朱子学における学問修養の中心課題。心を一つに集中し、他にそらさないことで、そのために静座をすすめた。→窮理(きゅうり)
巨人(きょじん)の肩(かた)に立(た)・つ
先人の残した業績が大きな土台となって、より展望が開け、学問や技術の進歩につながることのたとえ。巨人の肩に乗る。
きょ‐たん【虚誕】
根拠のないことを大げさにいうこと。でたらめ。ほら。「—妄説を軽信して」〈福沢・学問のすゝめ〉
きょむ‐の‐がく【虚無の学】
中国の戦国時代、老子が唱え、荘子などが受け継いだ学問。自然のままに、無為であることを道徳の極致とする。その末流が道家(どうか)となった。
きり‐うり【切(り)売り】
[名](スル) 1 ひと続き、ひとまとまりになっているものを、少しずつ切って売ること。「土地を—する」 2 知識・学問や自分の経験などを小出しにすること。また、そのようにして収入を得ること。「学...
きりつぼ‐げんじ【桐壺源氏】
《「源氏物語」を読み始めても、最初の桐壺の巻で飽きてやめてしまうことから》中途半端でいいかげんな学問や教養のたとえ。隠公左伝(いんこうさでん)。
き‐ろ【岐路】
1 道が分かれる所。分かれ道。 2 将来が決まるような重大な場面。「人生の—に立つ」 3 本筋ではなく、わきにそれた道。「余が頗(すこぶ)る学問の—に走るを知りて」〈鴎外・舞姫〉
きん‐がく【勤学】
[名](スル)学問につとめはげむこと。「老師に就て日夜に—し」〈織田訳・花柳春話〉