じょう‐じつ【情実】
1 個人的な利害・感情がからんで公平な取扱いができない関係や状態。「—を交える」「—にとらわれない」「—を排する」 2 実際のありさま。実情。「諸国の—を問い」〈藤村・夜明け前〉 3 偽りのない...
じょうほう‐かがく【情報科学】
《informatics》情報の収集・整理・蓄積・処理などを体系的に研究する学問。特に、コンピューターの利用技術を研究する計算機科学(コンピューターサイエンス)をいう。情報処理科学。インフォマテ...
じょう‐よく【情欲/情慾】
1 性的な満足を得るための、肉体的な欲望。色情。色欲。「—をそそる」 2 だれもがもっている世俗的な欲望。「痛きものを遠ざけ甘きものを取るは人の—なり」〈福沢・学問のすゝめ〉
じょ‐がく【女学】
女子の修めるべき学問。また、女子の学校。「追い追いと—もお取り建ての時勢に向かって」〈藤村・夜明け前〉
じょせい‐がく【女性学】
《women's studies》男性の視点から構築された既存の学問を、女性の視点からとらえ直そうとする新しい学問。1970年代に、アメリカの女性解放運動の中から生まれたもの。
じんこう‐がく【人口学】
社会を構成する人の数とその増減、性別年齢別等の構造、経済との関係などを研究する学問。人口統計学。デモグラフィー。
じんぶん‐かがく【人文科学】
政治・経済・社会・歴史・文芸・言語など、人類の文化全般に関する学問の総称。狭義には、自然科学・社会科学に対して、歴史・哲学・言語などに関する学問をいう。文化科学。じんもんかがく。
じんぶん‐ちりがく【人文地理学】
地理学の一部門。人間およびその文化・社会・経済などを対象として、その地理的分布、地域的な特色、地域間や環境との関係などを研究する学問。→自然地理学
じんるい‐がく【人類学】
人間の生物的側面と文化的所産とを研究する学問。生物としての人間を扱う形質人類学と、人間が築き上げてきた文化を課題とする文化人類学とに二分される。初めは前者を意味したが、19世紀半ばごろから後者が発達。
すい‐きゅう【推究】
[名](スル)物事の筋道を深く推しはかって考えきわめること。「事物の道理を—して自分の説を付る事なり」〈福沢・学問のすゝめ〉