びがく【美学】
哲学者・評論家の阿部次郎の著作。大正6年(1917)刊行。
びのれきし【美の歴史】
《原題、(イタリア)Storia della bellezza》イタリアの記号論学者・小説家、エーコと、美術史家のジロラモ=デ=ミケーレの共著による美術評論。2004年刊行。
ビバリッジ‐ほうこく【ビバリッジ報告】
1942年、経済学者ビバリッジ(W.H.Beveridge)を長とする委員会が英国政府に提出した社会保障制度に関する報告書。戦後の英国社会保障制度の基礎となった。
びぶんけいさんきょうてい【微分計算教程】
《(ラテン)Institutiones calculi differentialis》スイスの数学者、オイラーの著作。1755年刊行。「無限小解析入門」「積分計算教程」とあわせ、三部作をなす。
びゃっこつうぎ【白虎通義】
中国、後漢の儒学書。4巻。班固撰。後漢の章帝が宮中の白虎観に諸学者を集め、五経の解釈の異同を討議させた結果を記録編集したもの。白虎通。
ビュフォン‐の‐はり【ビュフォンの針】
等間隔の平行線を引いた床に、多くの針を落とした場合、線と針が交差する確率を求めるという数学上の問題。18世紀フランスの博物学者ビュフォンが提起。平行線の間隔dよりも針の長さlが短い場合、その確率...
ビンスワンガー【Ludwig Binswanger】
[1881〜1966]スイスの精神医学者・哲学者。ハイデッガーやブーバーの影響を受け、現象学的方法による精神分析の手法を創始。現存在分析の創始者。精神分析においてのクライアントとセラピストは世界...
ビーグルごうこうかいき【ビーグル号航海記】
《原題Journal of Researches into the Natural History and Geology of the Countries Visited during the...
ピアジェ【Jean Piaget】
[1896〜1980]スイスの心理学者。自己中心性など子供の思考の特質を研究、次いで乳児期からの知能や思考の発達過程を分析。のち、発生的認識論を構築。新教育運動に寄与。著「児童の言語と思考」「発...
ピア‐レビュー【peer review】
《peerは、同僚・仲間の意》専門家仲間が研究内容を吟味すること。科学者などの間で、研究の成果などを、情実なしに公正に評価するために行われる。