プロスチェヨフ【Prostějov】
チェコ東部、モラバ地方の都市。周辺に豊かな農地が広がる。15世紀から16世紀ごろより毛織物、毛皮の生産・取引で栄え、現在も服飾産業が盛ん。旧市街には14世紀建造の聖十字架教会、16世紀建造のルネ...
プロダクション‐システム【production system】
米国の人工知能研究者A=ニューウェルと社会科学者H=サイモンによって開発された人間の認知のモデル。条件と、その条件が満たされたときの行動との対であるプロダクション規則によって構成される。
プロントジル【(ドイツ)Prontosil】
ドイツの生化学者ドーマクが発見した、細菌に対する初の化学療法剤。この化合物から分解して生じるスルファニルアミドが効力の本質であることがわかり、のちに数々のサルファ剤が発見された。商標名。→サルファ剤
へいあんちょうぶんがくし【平安朝文学史】
東京堂発行の「日本文学全史」の平安時代部分。国文学者、五十嵐力が執筆を担当。昭和12年(1937)に上巻、14年(1939)に下巻を刊行した。
へい‐か【兵家】
1 軍事に携わる人。武士。軍人。「勝敗は—の常」 2 兵法・兵学の専門家。兵法家。 3 中国、春秋戦国時代の諸子百家の一。用兵・戦術戦略・戦争論などを論じた兵法家・軍学者の一群で、孫武・孫臏(そ...
へい‐こう【閉口】
[名・形動](スル) 1 手に負えなくて困ること。また、そのさま。「この暑さには—だ」 2 言い負かされたり圧倒されたりして、言葉に詰まること。「大哲学者と皆人恐れ入りて—せり」〈露伴・日ぐらし...
へい‐しょう【併称/並称】
[名](スル)他のものと一緒にして呼ぶこと。また、あるすぐれたものに並ぶものとしていうこと。「カントと—される大哲学者」
へいほうのしょ【平方の書】
《(イタリア)Liber quadratorum》中世イタリアの数学者、フィボナッチ(ピサのレオナルド)の著作。1225年刊。平方数の本。
ヘッブ‐の‐ほうそく【ヘッブの法則】
脳内のニューロンの結合に関する法則。ニューロンどうしを接合するシナプスは、ニューロンが繰り返し発火することによって伝達効率が向上し、逆に長期間発火がないと低下するというもの。この可塑性が長期記憶...
へびとのけいやく【蛇との契約】
《原題、(イタリア)Il patto col serpente》イタリアの英文学者・文筆家のプラーツによるロマン主義の時代を主題とした美学評論。1972年刊。