リンネ‐そう【リンネ草】
スイカズラ科の小低木。針金状の茎が地をはい、やや円形の葉を対生。7月ごろ、高さ5〜10センチの花茎を伸ばし、淡紅色の花を2個ずつ下向きにつける。北半球の北部に分布し、名は博物学者リンネにちなむ。...
りんりがくのこんぽんもんだい【倫理学の根本問題】
《原題、(ドイツ)Die ethischen Grundfragen》ドイツの哲学者リップスによる著作。1899年刊。日本では、大正5年(1916)に阿部次郎による抄訳本が出版されている。
リーマン‐よそう【リーマン予想】
ドイツの数学者リーマンの論文「与えられた数より小さい素数の個数について」によって、1859年に提出された素数分布の規則性にかかわる予想。数学における未解決の難題であり、ミレニアム問題の一つとして...
ルイサイト【lewisite】
砒素(ひそ)を含む、糜爛(びらん)性毒ガスの一種。無色ないし淡黄色の液体。1918年ごろ米国の化学者W=L=ルイスが発明。化学式ClCH=CHAsCl2
ルイス‐えんき【ルイス塩基】
米国の物理化学者G=ルイスが定義した塩基。共有結合に使われず、供与できる電子対を少なくとも一つもっている原子・分子・イオン。電子対供与体。⇔ルイス酸。
ルイス‐さん【ルイス酸】
米国の物理化学者G=ルイスが定義した酸。少なくとも一つの電子対を受けいれられる空の電子軌道をもつ原子・分子・イオン。電子対受容体。⇔ルイス塩基。
ルイス‐の‐てんかんてん【ルイスの転換点】
社会が工業化する過程で、農村部から都市部へ低賃金の余剰労働力が供給されるが、工業化の進展に伴い、やがて余剰が解消され、農業労働力が不足に転じること。転換点を超えると、賃金の上昇や労働力不足により...
ルベーグ‐せきぶん【ルベーグ積分】
通常の積分での面積や体積の代わりに、ルベーグ測度とよぶ面積や体積を拡張した概念を用いて定義した積分。通常の積分よりも適用範囲が広い。フランスの数学者ルベーグ(H.Lebesgue)が創始。
ルービン‐てんもんだい【ルービン天文台】
《Rubin Observatory》米国の大学・研究機関が共同で運用する天文台。チリ中部のパチョン山の標高2663メートルの地点に設置。渦巻銀河の回転から暗黒物質の存在を明らかにした天文学者ベ...
ルーロー‐の‐さんかくけい【ルーローの三角形】
正三角形の各頂点を中心に、残る二つの頂点を一辺の長さと同じ半径の円弧で結んで描ける図形。正三角形の各辺を外側にふくらませたような形状をしている。円と同じく、転がしたときに幅が一定となる定幅図形と...