じゅか‐しんとう【儒家神道】
江戸時代の儒学者によって主張された神道説。神仏習合に対抗し、儒教的枠組から神道を位置づけたもの。林羅山・中江藤樹・山鹿素行・山崎闇斎らが唱えた。
じゅがいろく【竪亥録】
江戸時代の数学者、今村知商の著作。寛永16年(1639)刊行。和算の学術的出版物としては最初期のもの。
ジュグラー‐じゅんかん【ジュグラー循環】
景気循環の一。9〜10年を周期とする中期循環。フランスの経済学者ジュグラー(J.C.Juglar)が1862年に発表。ジュグラーの波。主循環。設備投資循環。
じゅ‐しゃ【儒者】
1 儒学を修めた人。儒学を講じる人。儒学者。 2 江戸幕府の職名。若年寄に属し、将軍に儒学の経典を進講し、文学のことをつかさどった。数人いたが、林家は特別で、代々その任にあった。儒官。ずさ。
じゅしゃ‐すてば【儒者捨場】
東京都文京区大塚5丁目にある大塚先儒墓所の俗称。室鳩巣(むろきゅうそう)など江戸時代の高名な儒学者の墓がある。
ジュリスト【jurist】
裁判官や弁護士などの法律の専門家。また、法学者。
じゅ‐りん【儒林】
儒学者の仲間。
じゅんけい‐せつ【純系説】
デンマークの生物学者ヨハンセンが唱えた遺伝学上の学説。生物の集団が純系になってしまうと、選択は無効になり、ダーウィンの選択説が成立しなくなるというもの。近代遺伝学に大きな影響を与えた。
じゅん‐じゅ【純儒/醇儒】
孔子の教えを純粋に修めた学者。真の儒者。
ジュール【joule】
国際単位系(SI)の仕事・エネルギー・熱量の単位。1ジュールは1ニュートンの力で物体を1メートル動かすときの仕事量。英国の物理学者J=P=ジュールにちなむ。1ジュールは107エルグ。記号J