だいもくろく【大目録】
《原題、(ギリシャ)Pinakes》紀元前4世紀ごろのギリシャの詩人・学者、カリマコスが編纂したアレクサンドリア文庫のギリシャ語文献の目録。全120巻。ピナケス。
だいろくじ‐さんぎょう【第六次産業】
農林水産業の生産(第一次産業)、食品加工(第二次産業)、流通販売・情報サービス(第三次産業)の一体化を推進して、地域に新たな食農ビジネスを創出しようとする取り組み。六次産業。 [補説]第一次・第...
だちょう‐しょうこうぐん【駝鳥症候群】
目の前にある問題や危険を直視せず、何もしないでやりすごそうとする心の状態。米国の心理学者ワイナーによる用語。オストリッチコンプレックス。 [補説]体の大きなダチョウが、身に危険を感じた際に砂の中...
だつ‐こうちく【脱構築】
《(フランス)déconstructionの訳語》西洋哲学で伝統的に用いられる統一的な全体性や二項対立の枠組みを解体し、新たな構築を試みる思考法。フランスの哲学者デリダの用語。デコンストラクション。
ダニエル‐でんち【ダニエル電池】
硫酸亜鉛溶液中の亜鉛を負極、硫酸銅溶液中の銅を正極とし、両液を素焼き板で仕切った一次電池。起電力は約1.1ボルト。1836年、英国の化学者ダニエルが考案。
ダブリュー‐イー‐エフ【WEF】
《World Economic Forum》世界経済フォーラム。世界の1200以上の企業や団体が加盟する非営利の公益財団。1971年創設。毎年1月末に、各国の財界人、政府関係者、学者などを招待し...
ダブル‐ケア
《(和)double+care》子育てと老親の介護を同時期に行うこと。 [補説]社会政策学者の相馬直子、山下順子らによる造語。
ダブル‐バインド【double bind】
二重拘束。二つの矛盾した命令を受け取った者が、その矛盾を指摘することができず、しかも応答しなければならないような状態。 英国生まれの米国の文化人類学者グレゴリー=ベイトソンが1950年代に提唱した。
ダリア【dahlia】
キク科の多年草。高さ1.5〜2メートル。地下の塊根から芽が出る。葉は羽状に裂ける。夏から秋にかけ赤・紫・黄色などの大形の花が咲く。メキシコ原産。観賞用に栽培され、多くの品種がある。名はスウェーデ...
だれもしらないちいさなくに【だれも知らない小さな国】
佐藤さとるによる児童文学作品。不思議な小人と人間の交流を描く「コロボックル物語」シリーズの第1作。昭和34年(1959)刊行。同年、第13回毎日出版文化賞受賞。翌年、第9回児童文学者協会新人賞受賞。