パグウォッシュ【Pugwash】
カナダ南東部、ノバスコシア州の村。セントローレンス湾の南に位置し、ノーサンバーランド海峡を隔ててセントローレンス島に面する。各国の科学者による国際会議、通称パグウォッシュ会議の第1回開催地。
パグウォッシュ‐かいぎ【パグウォッシュ会議】
核戦争による人類の危機にあたって、各国の科学者が軍縮・平和問題を討議する国際会議。1955年のラッセルアインシュタイン宣言に基づき、第1回が1957年、カナダのパグウォッシュ(Pugwash)で...
パトモス‐とう【パトモス島】
《Pátmos》エーゲ海南東部のドデカネス諸島にある島。紀元95年に聖ヨハネがこの島に流刑され、神の啓示を受けて「黙示録」を書いたとされている。11世紀に聖ヨハネ修道院が造られ、その後修道院は要...
パノプティコン【panopticon】
英国の哲学者・法学者ジェレミー=ベンサムが考案した円形の監獄。中心に監視塔があり、そのまわりに独房を放射状に配したもので、囚人同士の接触はなく、常に看守の監視下にあることを意識させるようになって...
パフラバンマフムド‐びょう【パフラバンマフムド廟】
《Pahlavon Mahmud Maqbarasi》ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバにある霊廟。イチャンカラ(内城)と呼ばれる旧市街に位置する。中世ヒバの大臣、詩人、哲学者バフラバン=...
パルタイ
倉橋由美子の短編小説。明治大学在学中の昭和35年(1960)「明治大学新聞」に発表、明治大学長賞を受賞した著者の処女小説。同年、第12回女流文学者賞受賞。
パレート‐さいてき【パレート最適】
《Paretian optimum》厚生経済学における古典的な概念で、いかなる状況が社会の経済的厚生を最大にするものであるかに関するもの。現存の分配状態を与件としたときの最適資源配分の優れた規準...
パレート‐ず【パレート図】
《Pareto chart》データを項目別にまとめ、降順に並べた棒グラフと項目ごとの累積比率を合わせた図。経済学者パレートが考案したもので、品質管理の分野で広く利用される。不良品に関するデータの...
パレート‐の‐ほうそく【パレートの法則】
イタリアの経済学者V=パレートが見出した所得分布についての経験則。国家などの総所得の約8割は、約2割の高額所得者が担っているというもの。類似する事象として、「企業収益の8割は2割の従業員が生み出...
パロール【(フランス)parole】
言語学者ソシュールの用語。「言(げん)」と訳される。社会制度としてのラングに依拠しながら、個々人が個々の場面で行使する言葉。→ランガージュ →ラング