アタカマ‐てんもんだい【アタカマ天文台】
チリ北部、アタカマ砂漠のチャナントール山頂にある東京大学の天文台。標高5640メートルの地上最高地点に設置した光学赤外線望遠鏡を用いて、宇宙初期の銀河や誕生間もない星を観測し、銀河や惑星の起源の...
アップ‐ストリーム【up-stream】
1 核燃料の準備工程。鉱石の採掘から原子炉で燃やすまでの段階。⇔ダウンストリーム。 2 通信回線における上流方向。またはその伝送路のこと。インターネットなどのコンピューターネットワークの場合、通...
あつい‐あんこくぶっしつ【熱い暗黒物質】
宇宙の大半の質量を占めていると考えられる暗黒物質の存在形式の一。質量エネルギーに比べ運動エネルギーが大きく、宇宙の構造形成の鍵となる密度ゆらぎをならすはたらきをもつ。ニュートリノが候補の一として...
アテルイ‐ツー【アテルイⅡ】
《ATERUI Ⅱ》国立天文台が運用する、天文学専用のスーパーコンピューター。アテルイの後継として開発。米国のクレイ社によるスカラー型スーパーコンピューターであり、ピーク性能はアテルイ導入時の約...
アトラス‐ファイブ【AtlasⅤ】
米国ユナイテッドローンチアライアンス社が製造する二段式大型ロケット。アトラスロケットシリーズの一つで、2002年に初打ち上げに成功。全長58メートル。使い捨てロケットで、高い打ち上げ成功率を誇る...
アブレーション【ablation】
1 手術による除去、切除、焼灼(しょうしゃく)。 2 宇宙工学で、材料表面が高熱にさらされ、蒸発または昇華すること。宇宙船などの内部を熱から遮蔽・保護するため、アブレーションを起こす材料を意図的...
アペイロン【(ギリシャ)apeiron】
《限り無きもの、他から限定を受けぬもの、の意》古代ギリシャの哲学者アナクシマンドロスの用語で、宇宙の始源としての根源的物質をさす。
アポロ【Apollo】
アポロンのラテン語名。 小惑星の一。1932年にドイツのカール=ラインムートにより発見され、しばらくの間見失われていたが、1973年に再発見。名称はギリシャ神話の神アポロンに由来する。直径約...
アポロ‐キャップ【apollo cap】
NASA(ナサ)(米国航空宇宙局)で用いられた作業帽の名。野球帽型で、ひさしが長い。アポロ計画から名づけられた。
アポロ‐けいかく【アポロ計画】
NASA(米国航空宇宙局)の有人月飛行計画。1962年5月に始まり、1969年7月20日にアポロ11号が「静かの海」への軟着陸に成功。1972年の17号終了までに計12人が月面へ軟着陸した。