みんせい‐いてん【民生移転】
国家が行っていた軍事事業や宇宙開発事業などを、民間企業が行うようにすること。
ミール‐うちゅうステーション【ミール宇宙ステーション】
《(ロシア)mirは平和の意》1986年にソ連が、恒久的な有人宇宙ステーションとする目的で、無人で打ち上げた軌道科学宇宙ステーション。のち有人・無人の補給船・宇宙船と連絡し、宇宙飛行士の滞在期間...
むうちゅう‐ろん【無宇宙論】
宇宙あるいは世界の実在性を認めず、それを神や自我の様態または仮象と見なす思想。エレア学派やスピノザ・バークリーなどにみられる。無世界論。
むきょうかい‐かせつ【無境界仮説】
宇宙の状態を表す波動関数について、その境界条件自体が存在しないことが宇宙の始まりに必要であるとする仮説。1983年にJ=ハートルとS=ホーキングが考案。宇宙誕生時に虚時間という、いわば時間の前後...
む‐きょく【無極】
[名・形動] 1 果てがないこと。限りのないこと。また、そのさま。無窮。「造物主の徳広大—なりと雖」〈津田真道・明六雑誌二一〉 2 電極または磁極が存在しないこと。 3 人知を越えた果てしないと...
むけい‐ぶんかいさん【無形文化遺産】
無形文化遺産保護条約に基づいて登録された、世界各地の芸能、口承文学、社会的な習慣や儀式・祭事、自然に関する知識や慣習、伝統工芸技術などのさまざまな無形の伝統文化遺産。日本の文化では能楽や結城紬な...
むげん‐だい【無限大】
[名・形動] 1 限りなく大きいこと。「—な(の)宇宙」 2 数学で、変数xの絶対値がどんな正の数よりも大きくなりうること。x→∞またはx→−∞と表す。⇔無限小。
むじゅうりょう‐じょうたい【無重量状態】
物体の重さが感じられない状態。引力と遠心力が釣り合っている宇宙船や自由落下している空間の内部などでみられ、物体が空中に浮いた状態で静止する。重力が働いていないように見えることから、無重力状態ともいう。
むじん‐き【無人機】
人が搭乗せず、遠隔操作や自動操縦で動く航空機(UAV)・地上車両(UGV)・船艇(USV)・潜水艇(UUV)・宇宙探査機などをいう。
むじん‐たんさ【無人探査】
高空、深海、宇宙などの有人探査が困難となる場所に、機器類だけを送り込んで探査を行うこと。