こ‐もり【木守】
庭園の樹木などを守って世話をすること。また、その番人。「—といふ者の、築地(ついぢ)のほどに廂(ひさし)さしてゐたるを」〈枕・八七〉
ごく‐もり【獄守】
牢獄(ろうごく)の番人。「存ずる旨あって、—に乞うて」〈平家・五〉
ごん‐の‐かみ【権守/権頭】
守(かみ)(国司の長官)、または、頭(かみ)(寮の長官)の権官(ごんかん)。「何の—、大夫などいふ人の」〈枕・一七七〉
さかざきでわのかみ【坂崎出羽守】
山本有三による戯曲。大正10年(1921)9月、6世尾上菊五郎らの出演により、東京の市村座にて初演。
さくら‐もり【桜守】
1 咲いた桜の枝を折られないように守る人。花守(はなもり)。《季 春》 2 年間を通して、公園や街路などの桜の木の世話をする人。
さん‐たいしゅ【三太守】
上総(かずさ)・常陸(ひたち)・上野(こうずけ)の国守(くにのかみ)の称。この3国は特に親王が国守に任じられ、これを太守といった。→三介(さんすけ)
し‐しゅ【死守】
[名](スル)命がけで守ること。「城を—する」「継投策で一点を—する」
しま‐もり【島守】
島の番人。また、島の住人。
しゅ【守】
1 「国守」「守護」などの略。 2 律令制で、位署などの際、官が位よりも高いときに位階と官職の間に書き添える語。「従三位—大納言」⇔行(ぎょう)。
しゅ【守】
[音]シュ(呉) ス(呉) [訓]まもる もり かみ [学習漢字]3年 〈シュ〉 1 まもる。まもり。「守旧・守護・守備/看守・固守・攻守・死守・遵守・鎮守(ちんじゅ)・保守・墨守」 2 地方...