あん‐てい【安定】
[名](スル) 1 物事が落ち着いていて、激しい変動のないこと。「心の—を保つ」「物価が—する」 2 平衡状態に微小な変化を与えても、もとの状態とのずれがわずかの範囲にとどまること。「—のいい...
あんてい‐かく【安定核】
β崩壊によって粒子を放出したり、核分裂を起こしたりせず、他の核種に転換しない原子核。→不安定核
あんてい‐かく【安定角】
⇒安息角
あんてい‐かぶぬし【安定株主】
会社の業績や株価の変動にかかわりなく、長期にわたって株式を保有しつづける株主。日本では、その会社の役員や関係会社・取引先・金融機関など。⇔浮動株主。
あんてい‐かん【安定感】
落ち着いていて、いかにも安定している感じ。「—のある演技」「—のある椅子」
あんてい‐き【安定器】
蛍光灯やHIDランプなど、放電を伴う照明器具に用いられる装置。放電灯は電流の増加が電圧を低下させ、さらに電流を増加する負の抵抗の性質をもつため、電流を一定の値に制限する役割をもつ。バラスト。
あんてい‐き【安定期】
1 物事が落ち着いた状態にある期間。 2 極相のこと。 3 妊娠中期に入り、胎盤が完成して母体の状況が落ち着く期間。
あんてい‐きょうこう【安定恐慌】
インフレーションを収束させ、貨幣価値を安定させるための政策から生じる恐慌的現象。特に、昭和24年(1949)のドッジラインによって起きた日本の恐慌。
あんてい‐ざい【安定剤】
1 化学製品が時のたつにつれて自然に変化するのを防ぐために添加する物質。食品添加物の場合は増粘安定剤、とくに結着剤ともよばれる。 2 精神安定剤のこと。
あんてい‐せいちょう【安定成長】
超過需要によるインフレーションを引き起こしたり、輸入の急増による国際収支の赤字を生じたりすることなく、しかも可能なかぎりの高い経済成長。