あん‐しん【安心】
[名・形動](スル) 1 気にかかることがなく心が落ち着いていること。また、そのさま。「列車で行くほうが—だ」「—して任せられる」 2 ⇒あんじん(安心)
あんしん‐かん【安心感】
不安がなく、心が安らかな感じ。「—を与える」
あんしん‐しゃかい【安心社会】
国民が安心して生活できる社会。平成21年(2009)に麻生太郎内閣が掲げた目標の一つ。有識者を集めて安心社会実現会議を開催。雇用・子育て・教育・医療・介護の5分野における安心が重要と指摘した。
あんしんしゃかいじつげん‐かいぎ【安心社会実現会議】
麻生太郎内閣が掲げた安心社会の実現に向けた課題を議論するため、有識者の参集を求め、首相官邸で開催された会議。平成21年(2009)に5回開催され、同年6月に最終報告書を提出。雇用・子育て・教育・...
あんしん‐もうふ【安心毛布】
幼児がお気に入りの毛布やぬいぐるみを身近に置くことで安心感を得るように、人が特定の物に執着する状態。また、その対象物をいう。スヌーピーという犬のキャラクターで知られる米国の漫画「ピーナツ」に登場...
あんしん‐りつめい【安心立命】
⇒あんじんりゅうみょう(安心立命)
あんじん‐りゅうみょう【安心立命】
人力を尽くしてその身を天命に任せ、どんな場合にも動じないこと。あんしんりつめい。「その神からの授かりもの、解脱(げだつ)と—の種子を」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
あん‐じん【安心】
仏語。 1 仏法の功徳によって、迷いがなくなった安らぎの境地。 2 阿弥陀仏の救いを信じて、浄土往生を願う心。
あんじん‐けつじょう【安心決定】
[名](スル)浄土教で、阿弥陀仏の誓いを信じて、少しの疑いもなくなること。転じて、信念を得て心が定まること。「唯独立独歩と—したから、政府に依りすがる気もない」〈福沢・福翁自伝〉