花(はな)を賞(しょう)するに慎(つつし)みて離披(りひ)に至(いた)る勿(なか)れ
《邵雍(しょうよう)「安楽窩中吟」から。「離披」は、花びらの各片がはなれひらくことで、すなわち満開の意》花は満開にならないうちに鑑賞するのがよい。物はいまだ絶頂に達しない段階をもってよしとすべき...
ばん‐こ【万戸】
1 多くの家。「千家—の安楽は」〈中村訳・西国立志編〉 2 1万戸の領地。広大な領地。また、その領主。「禄—に過ぎたり」〈太平記・二六〉
ひだり‐うちわ【左団扇】
利き手でない左手でゆうゆうとうちわを使うこと。転じて、安楽に暮らすこと。ひだりおうぎ。「—で暮らす」「—の生活」
べっしょ‐おんせん【別所温泉】
長野県上田市別所にある温泉。泉質は硫黄泉。付近に八角三重塔で知られる安楽寺がある。
ほうねん‐いん【法然院】
京都市左京区にある単立宗教法人の寺。もと浄土宗捨世派本山。山号は、善気山。正式には本山獅子谷法然院。法然が弟子住蓮・安楽とともに六時礼讃を修した所で、その後荒廃していたが、延宝8年(1680)知...
ほっけ‐しちゆ【法華七喩】
法華経に説かれる七つの比喩(ひゆ)。火宅喩(譬喩品(ひゆぼん))・窮子(ぐうじ)喩(信解品)・薬草喩(薬草喩品)・化城(けじょう)喩(化城喩品)・衣珠喩(五百弟子授記品)・髻珠(けいしゅ)喩(安...
やす‐やす【安安】
[副]安楽なさま。平穏なさま。「ただ—と楽寝がさせて貰いたい」〈漱石・坑夫〉
やすらい【安楽/夜須礼】
「安楽祭(やすらいまつり)」に同じ。《季 春》「—の花よ踏まれな跡なる子/暁台」
ユーサネイジア【euthanasia】
安楽死。安死術。ユータナジー。
ユータナジー【(フランス)euthanasie】
安楽死。安死術。オイタナジー。ユーサネイジア。