けん‐しゅう【顕宗】
《「けんじゅう」とも》顕教(けんぎょう)の宗旨。⇔密宗。
けんぽん‐ほっけしゅう【顕本法華宗】
日蓮宗の一派。日什(にちじゅう)を開祖とし、京都の妙満寺を総本山とする。もと勝劣派に属した。妙満寺派。什門派。
こう‐そう【皇宗】
天皇家の代々の先祖。第2代綏靖(すいぜい)天皇以降の歴代の天皇をさす。「皇祖—」
こうそ‐こうそう【皇祖皇宗】
天皇の始祖と当代に至るまでの歴代の天皇。→皇祖 →皇宗
こぎ‐しんごんしゅう【古義真言宗】
新義真言宗に対して、高野山を中心に伝わった大日如来の本地身説をとる真言宗諸派の総称。古義派。
ごきょう‐じっしゅう【五教十宗】
華厳宗の法蔵が、釈迦(しゃか)1代の教法を年代順や教義の深浅によって五教説と十宗説に判別した教相判釈(きょうそうはんじゃく)。
ごけ‐しちしゅう【五家七宗】
禅宗の五家に、臨済宗の分派である楊岐(ようぎ)派・黄竜派を加えたもの。
ご‐そう【五宗】
高祖・曽祖・祖・子・孫の5代の血族。
さんぶ‐いっそう【三武一宗】
中国で、仏教を弾圧した四人の天子。北魏の太武帝、北周の武帝、唐の武宗、後周の世宗。
さんろん‐しゅう【三論宗】
三論を典拠とする仏教の宗派。起源はインドで、空の思想を説く。鳩摩羅什(くまらじゅう)によって中国に伝えられ、隋末・唐初のころ、僧吉蔵が中国十三宗の一として完成。日本には推古天皇33年(625)、...