かん‐せん【官銭】
政府が発行した銭貨。奈良・平安時代に鋳銭司で造られたものなど。
かん‐せんじ【官宣旨】
平安時代以降、弁官が下文(くだしぶみ)形式で出した公文書。弁官下文。宣旨。
かんせん‐べんごにん【官選弁護人】
国選弁護人の旧称。
かん‐そう【官僧】
1 国家から度牒(どちょう)を得て、公に出家を認められた僧。私度(しど)僧に対していう。 2 僧正(そうじょう)・僧都(そうず)などの官位を授けられた僧。 3 勅許を得て、袍(ほう)・裳(も)・...
かん‐そう【官奏】
太政官から天皇に申し上げること。平安時代の重要な朝儀であったが、のちに、田の荒熟(凶豊)の状況を奏上し、減税を奏請するものなどに限定されるようになった。かんのそう。
かんそん‐みんぴ【官尊民卑】
官吏や国家に関係する物事を尊び、民間の人や物事をそれに服従するものとして軽んじること。
かん‐たく【官宅】
「官舎」に同じ。
かん‐だい【官代】
江戸時代、官職を得るために納めた代金。
かん‐ち【官地】
国が所有する土地。官有地。国有地。⇔民地。
かん‐ち【官治】
国家が、国家の行政機関に、直接に行政を行わせること。⇔自治。