うえ‐の‐ほうがん【上の判官】
検非違使(けびいし)で六位の蔵人(くろうど)に任じられた者。
う‐かん【有官】
官職を有すること。⇔無官。
うたまい‐の‐つかさ【楽官/雅楽寮】
1 律令制施行以前、朝廷で歌舞音楽をつかさどった役所。また、それに属する人。楽官(がっかん)。 2 ⇒ががくりょう(雅楽寮)
う‐べんかん【右弁官】
律令制における官司の一。太政官に直属して左弁官と並び、八省のうち兵部(ひょうぶ)・刑部(ぎょうぶ)・大蔵・宮内(くない)をつかさどる。右大弁・右中弁・右少弁からなる。⇔左弁官。
うんどう‐きかん【運動器官】
生物体が、その個体全部を移動させたり、一部分を動かしたりするために用いる組織や細胞器官。筋肉・骨格・繊毛・鞭毛(べんもう)・管足(かんそく)など。
えいよう‐きかん【栄養器官】
栄養をつかさどる器官。植物では根・茎・葉などをさし、花などの生殖器官に対していう。動物では、広義には消化・呼吸・循環・排出の各器官を総称し、狭義には口・胃・腸などの消化器官をさす。
えぞ‐だいかん【蝦夷代官】
⇒蝦夷管領(えぞかんれい)
えん‐かん【捐官】
中国の制度で、政府に金や米を納めて官職を買ったこと。また、その官職。財政を補うために漢代に始められた。捐納(えんのう)。
えん‐かん【閹官】
「宦官(かんがん)」に同じ。
えんや‐はんがん【塩谷判官】
浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」の登場人物。浅野長矩(ながのり)に擬せられる。吉良義央(きらよしなか)をモデルとする高師直(こうのもろなお)を、殿中で刃傷(にんじょう)した罪で切腹。