こんごうぶ‐じ【金剛峰寺】
和歌山県伊都郡高野町にある高野山真言宗の総本山。山号は高野山。開創年代は弘仁7年(816)、開基は嵯峨天皇、開山は空海。明治5年(1872)まで女人禁制。不動堂・涅槃図などの国宝のほか重文多数。...
こんごうりん‐じ【金剛輪寺】
滋賀県愛知(えち)郡愛荘(あいしょう)町松尾寺にある天台宗の寺。山号は松峰山。天平13年(741)行基の開創と伝える。嘉祥年間(848〜851)円仁の中興で台密道場となる。百済寺・西明寺とともに...
コンビニエンス【convenience】
好都合。便利。また、便利なもの。手間がいらない重宝なもの。
こんぴら【金毘羅/金比羅】
《(梵)kumbhīraの音写。鰐(わに)の意》インドのガンジス川にすむ鰐を神格化した仏教の守護神。魚身で蛇形をし、尾に宝玉を蔵するという。十二神将の宮毘羅(くびら)大将、十六善神の禁毘嚕(こ...
こんぽん‐ちゅうどう【根本中堂】
比叡山(ひえいざん)東塔にある、延暦寺(えんりゃくじ)の本堂。最澄が延暦7年(788)に創建した一乗止観院が前身。現在のものは寛永17年(1640)の再建。国宝。 [補説]天台宗の寺院では、本堂...
こん‐りん【金輪】
仏語。 1 三輪・四輪の一。水輪の上位にあり、この上に九山八海(くせんはっかい)を支える。地輪。 2 《「金輪宝」の略》金輪王のもつ七宝の一。その王の前にあり、金輪王を善導するという。
「金...
こんりん‐おう【金輪王】
転輪王の一。金の輪宝を感得し、須弥山(しゅみせん)の四州を統治する王。金輪聖王。こんりんのう。
ごうせい‐ぶつ【合成物】
各構成部分が固有の性質を保ちながら、結合して一つの形態になっている物。法律上、1個の物として扱われる。家屋・宝石入り指輪など。
ご‐おう【牛王】
「牛王宝印」の略。
ごおう‐うり【牛王売り】
牛王宝印を売り歩くこと。また、その人。主に、比丘尼(びくに)などが売り歩いた。