ない‐しゃく【内借】
[名](スル) 1 内々に借金すること。「実家から—する」 2 受け取るべき金銭の一部を期日前に借りること。前借り。「給料から—する」
暇(ひま)を取(と)・る
1 休暇を取る。暇をもらう。「法事のため—・る」 2 使用人などがやめる。また、妻のほうから離縁する。暇をもらう。「—・って実家へ戻る」 3 時間がかかる。暇どる。「—・る作業」
ほうしがはは【法師ヶ母】
狂言。亭主が酒に酔った勢いで女房を離縁するが、女房は実家へ帰る途中に、「法師(子供)が母恋しや」と狂乱の体の夫と会い、よりを戻す。
むこ‐いり【婿入り】
[名](スル) 1 結婚して妻の家の一員となること。また、その儀式。「ひとり娘の所へ—する」⇔嫁入り。 2 結婚後、夫が妻の実家に初めて行くこと。また、その儀式。
ゆうそく‐か【有職家】
朝廷や公家の儀式や行事の典故に通じている人。故実家。
留守(るす)を預(あず)か・る
主人や家族が不在の間、留守番の責任を負う。「実家の—・る」
わかれ‐の‐くし【別れの櫛】
1 平安時代、斎宮(いつきのみや)となった皇女もしくは女王が、伊勢への出発を前に参内して別れを告げるとき、天皇がみずから斎宮の髪に挿して与えた櫛。 2 別離や不吉なことの前兆としての櫛。投げ捨て...