ようそ‐ひゃくさんじゅういち【沃素一三一】
沃素の質量数131の放射性同位体。半減期8.04日でベータ崩壊する。核実験や原子炉での核分裂生成物で、大気中に放出されると生物体に取り込まれるのが速く、哺乳類では甲状腺や乳腺に濃縮され、癌(がん...
よしだ‐にくしゅ【吉田肉腫】
シロネズミの腹水腫瘍(しゅよう)の一種。腫瘍細胞が腹水中で個々に遊離した状態で増殖し、他の個体に移殖が可能。累代移植され、抗癌(こうがん)剤開発などの実験に広く用いられる。昭和18年(1943)...
よるのみだらなとり【夜のみだらな鳥】
《原題、(スペイン)El obsceno pájaro de la noche》ドノソの長編小説。1970年刊。聾唖(ろうあ)の老人による独白の形式で、ブルジョア階級の無惨な崩壊ぶりを描いた。現...
ライデン‐びん【ライデン瓶】
蓄電器の一種。ガラス瓶の内側と外側に錫箔(すずはく)をはりつけ、金属棒を内部の錫箔に触れるように入れたもの。金属棒を通じて内箔・外箔に異種の電荷がたまり、充電される。1746年、ライデン大学の物...
ライト‐きょうだい【ライト兄弟】
米国の発明家。ウィルバー=ライト(Wilbur Wright[1867〜1912])とオービル=ライト(Orville Wright[1871〜1948])の兄弟。自転車の製造販売業をしていたが...
ラオ‐とう【ラオ島】
《Hon Lao》ベトナム南部の都市ニャチャン近郊の島。市街中心部より北約10キロメートルに位置する。数百匹のサルが生息し、モンキーアイランドともよばれる。元は旧ソ連向けの動物実験用のサルが残さ...
ラザフォード‐さんらん【ラザフォード散乱】
クーロン力のみよる荷電粒子の弾性散乱。ラザフォードの指導の下、金の薄膜にα粒子を当てる実験を行ったところ、大きく軌道を変える後方散乱が見られた。この現象から原子には正電荷の中心核(原子核)が存在...
ラット【rat】
ネズミ。特に、動物実験に用いるシロネズミ。マウスに対し、大形のものをいう。ラッテ。
ラボラトリー【laboratory】
研究所。実験室。また、製作室。ラボ。「—オートメーション」
ラム‐シフト【Lamb shift】
水素原子中の電子のエネルギー準位に見られるごく僅かなずれ。1947年、W=ラムとR=レザフォードにより発見された。後に繰り込み理論を導入した量子電磁力学により、実験結果が説明された。ラム・レザフ...