あさ‐の‐み【麻の実】
麻の果実。黒色で丸く、かみつぶすとよい香りと辛みがある。七味唐辛子に入れる。苧(お)の実。《季 秋》「—を身近きものの如く見る/夜半」
あし‐まめ【足忠実】
[名・形動]めんどうがらないで、気軽に出歩くこと。また、そのさまや、そういう人。「—にどこへでも行く」
あり‐の‐み【有りの実】
《「梨(なし)」が「無(な)し」と音が通じるところから》「梨の実」の忌み詞。《季 秋》
いち‐じつ【一実】
仏語。絶対平等の真実。真如。また、一乗法をいう。
いっきょ‐いちじつ【一虚一実】
からになったかと思うと急に満ちたりして、変化を予測しにくいこと。
うき‐み【浮(き)実】
西洋料理で、スープに少量浮かすもの。クルトンやパセリなどを用いる。
嘘(うそ)から出(で)た実(まこと)
嘘のつもりであったものが、結果的に、はからずも真実となること。
うり‐ざね【瓜実/瓜核】
1 瓜の種(たね)。 2 「瓜実顔」の略。
おうごんのかじつ【黄金の果実】
《原題、(フランス)Les Fruits d'or》サロートの小説。1963年刊。翌1964年、国際出版社賞(フォルメントール賞)受賞。
オリンポスのかじつ【オリンポスの果実】
田中英光の小説。昭和7年(1932)のロサンゼルスオリンピックにボート選手として参加した、著者自身の経験をもとに書かれた青春小説。昭和15年(1940)「文学界」誌に発表。同年、第7回池谷信三郎...