えんらいのきゃくたち【遠来の客たち】
曽野綾子の短編小説。昭和29年(1954)「三田文学」に発表。同作を表題作とする小説集は昭和30年(1955)刊行で、ほかに「硝子の悪戯」「告解室」などを収める。
えんれい‐かく【延齢客】
ヒナギクの別名。
おきゃく‐さま【御客様】
「客」を敬っていう語。「—、お待たせいたしました」 →客
おきゃく‐さん【御客さん】
「客」を敬っていう語。「お客様」のややくだけた言い方。また、役に立たない人、また、勝負ごとなどでくみしやすい相手の意にも使われる。「いい—にされる」→客(きゃく)
かいかんきょうききょうかくでん【開巻驚奇侠客伝】
読本。4集20巻。曲亭馬琴著。天保3〜6年(1832〜35)刊。新田氏と楠氏の子孫が、足利(あしかが)将軍の時代に南朝のため忠義を尽くす物語。未完。嘉永2年(1849)萩原広道が続編5集5巻を著...
か‐かく【花客】
1 花を見る人。花見の客。 2 (「華客」とも書く)ひいきの客。得意客。とくい。
か‐かく【過客】
行き来する人。行き過ぎる人。旅人。「月日は百代(はくたい)の—にして、行きかふ年もまた旅人なり」〈奥の細道〉
か‐かく【貨客】
⇒かきゃく(貨客)
か‐きゃく【貨客】
貨物と旅客。かかく。
かきゃく‐せん【貨客船】
旅客と貨物を同時に運ぶ船。法的には貨物設備の多少にかかわらず、旅客定員が12名までの貨物船と、これを超える旅客船とに分けられる。