あい‐きゃく【相客】
1 同じ場所で、たまたまそこに来合わせた客。 2 旅館などで、他の客と相部屋になること。また、その客どうし。
商人(あきんど)は腹(はら)を売(う)り客(きゃく)は下(した)より這(は)う
売買にあたって、商人は最初の言い値からだんだんに下げていくが、客は最初安い値を言っても、だんだんに値を上げられて買うのがならわしである。
あやしいらいきゃくぼ【怪しい来客簿】
色川武大の短編連作集。戦中・戦後の混乱期を生きる人々を描く。昭和52年(1977)刊。
い‐かく【異客】
⇒いきゃく(異客)
い‐きゃく【異客】
1 主賓以外の客。 2 故郷を離れて暮らす人。また、旅する人。いかく。 3 《「違格(いきゃく)」との混同から》好ましくない客。招かれざる客。「—も交り行き通ふ」〈浄・油地獄〉
…の時には何百万人もの観客が当地を訪れるだろう
Millions of spectators are expected to visit here at the time of .…
…を顧客に配る
distribute … to customers
相客
〔同席の客〕a fellow guest;〔同じ部屋に泊まった客〕a fellow lodger, a roommate;〔乗り物の〕a fellow passenger人と相客になるshare...
いっとうきゃく【一等客】
a first-class passenger;〔船客〕a saloon passenger
映画の観客
a movie audience
きゃっかんてき【客観的】
[共通する意味] ★物事に対しての考え方や姿勢。[使い方]〔客観的〕(形動)▽客観的に分析する▽客観的な立場に立って発言する〔主観的〕(形動)▽主観的な見方によって随分と受け取り方が違う[使い分...
きゃっかん【客観】
[意味] 意志や認識などの精神作用が目標として向かう対象。また、個々人の意識とは別に存在し、だれでも認識できるもの。[英] objectivity⇔主観[使い方]〔客観〕▽客観に基づいて述べる▽...
きゃく【客】
[共通する意味] ★人のもとに訪ねて来る人。また、招かれて来る人。[英] a guest; a visitor[使い方]〔客〕▽駅に客を迎えに行く▽招かれざる客〔来客〕▽今日は朝から来客が多い▽...
らいきゃく【来客】
[共通する意味] ★人のもとに訪ねて来る人。また、招かれて来る人。[英] a guest; a visitor[使い方]〔客〕▽駅に客を迎えに行く▽招かれざる客〔来客〕▽今日は朝から来客が多い▽...
しゅかく【主客】
[共通する意味] ★主たるものと従であるもの。[使い方]〔主客〕▽主客が入れかわる▽主客転倒(=人や物の立場、順序、軽重などが逆転すること)〔主従〕▽秀吉と利休は主従の関係にあった[使い分け]【...
けいしょううんかく【卿相雲客】
⇒ げっけいうんかく(月卿雲客)
しゅかくてんとう【主客転倒】
主な物事と従属的な物事が逆の扱いを受けること。物事の順序や立場などが逆転すること。▽「主客」は主人と客人。転じて、重要なことがらと、付けたり、従属的なことがらのこと。「客」は「きゃく」とも読む。また、「転」は「顛」とも書く。
しょっかくさんぜん【食客三千】
数多くの客人を招いて住まわせ、もてなすこと。居候いそうろうの客が大勢いること。
せんきゃくばんらい【千客万来】
多くの客が入れ替わりひっきりなしに来て絶え間がないこと。▽「千」「万」は数の多いことを示す。店などが繁盛していたり来客が頻繁にあったりするときに用いる。「客」は「かく」とも読む。
そうじんぼっかく【騒人墨客】
詩を作ったり書画をたしなんだりする風流な文人のこと。▽「騒人」は「離騒りそう」の作者で楚その詩人屈原くつげんおよびその一派のこと。転じて、広く詩人を指す言葉となった。また、風流を解する人の意。「墨客」は書画や文筆に巧みな人。「客」は「きゃく」とも読む。