むろうあかめあおやま‐こくていこうえん【室生赤目青山国定公園】
奈良県と三重県にまたがる国定公園。室生火山群・高見山地・青山高原などを含む地域。室生火山群中央部の滝川の渓谷にある赤目四十八滝や名張川支流の青蓮寺(しょうれんじ)川の香落渓(かおちだに)などの景...
むろう‐さいせい【室生犀星】
[1889〜1962]詩人・小説家。石川の生まれ。本名、照道。別号、魚眠洞。「愛の詩集」「抒情小曲集」を発表、叙情詩人として出発。のちに小説も発表。「性に眼覚める頃」「幼年時代」「あにいもうと」...
むろう‐じ【室生寺】
奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派の大本山。山号は、宀一(べんいつ)山。もと法相宗。天武天皇10年(681)天皇の勅により役小角(えんのおづの)の開創と伝える。平安時代に興福寺の賢璟(けんけい)...
むろ‐きゅうそう【室鳩巣】
[1658〜1734]江戸中期の儒学者。江戸の人。名は直清。別号、滄浪。加賀前田家に仕え、藩命により木下順庵に学び、朱子学を信奉。のち、新井白石の推挙で将軍徳川吉宗の侍講となる。著「六諭衍義(り...
むろ‐ぎみ【室君】
播磨(はりま)国室津(むろのつ)にいた遊女。転じて、一般に遊女をいう。「出羽、みよし、皆々—の名ぞかし」〈浮・五人女・一〉
むろこう‐だい【室工大】
「室蘭工業大学」の略称。
むろ‐ざき【室咲き】
冬に、温室の中で花を咲かせること。また、その花。《季 冬》「—の豆科ばかりのはかなさよ/友二」
むろつ【室津】
兵庫県西部、たつの市の地名。播磨灘(はりまなだ)に臨み、古くは瀬戸内海航路の要港として繁栄し、五泊の一に数えられた。むろのつ。室の浦。
むろ‐の‐つ【室津】
⇒むろつ
むろ‐つみ【室積み/館】
旅人の宿泊所。客舎。「難波の—に発向(たちむ)かひて」〈継体紀〉