ざおう‐さん【蔵王山】
山形・宮城県境にある火山群。最高峰は熊野岳で、標高1841メートル。冬季は樹氷が美しく、スキー場や温泉が多い。古くは不忘山(わすれずのやま)・刈田嶺と呼ばれ、7世紀に金峰山(きんぷせん)から蔵王...
しお‐がま【塩竈/塩釜】
1 海水を煮て塩を作るかまど。また、その釜。 2 みじん粉に砂糖・塩などを加え、塩漬けにしたシソの葉の粉末を散らし、押し枠に入れて固めた干菓子。宮城県塩竈市付近で作りはじめた。 3 ゴマノハグサ...
しおがま【塩竈】
宮城県中央部、松島湾に面する市。漁業・水産加工業が盛ん。俗に「塩釜」とも書く。人口5.6万(2010)。
しおがま‐じんく【塩竈甚句】
宮城県の民謡で、塩竈市付近の座敷歌。はっとせ節。
しおがま‐わん【塩釜湾】
宮城県中部、松島湾の南西にある支湾。湾内は養殖業が盛ん。湾奥に塩竃市があり、塩釜港は日本有数の漁港。
しし‐おどり【鹿踊(り)】
宮城・岩手両県に分布する一種の獅子舞。鹿の頭をかたどったものをかぶり、胸に太鼓をつけて、8人ないし12人が一組みになって踊る。
しづがわ‐わん【志津川湾】
宮城県北東部にある湾。リアス式海岸で、漁港や養殖場が多い。三陸復興国立公園に属する。平成30年(2018)ラムサール条約に登録された。
し‐ふ【紙布】
和紙を細く裁断し、よりをかけて作った紙糸で織った織物。縦糸・横糸ともに紙糸を使った「諸(もろ)紙布」のほか、縦糸に綿糸や絹糸、横糸に紙糸を使ったものもある。夏の着物地・帯地などに用いられた。宮城...
しゅりきゅうじょう‐し【修理宮城使】
平安時代以降、宮城の外郭などの修理・造営をつかさどった令外(りょうげ)の官。
しょううつしあさがおばなし【生写朝顔話】
浄瑠璃。時代物。15段。山田案山子(やまだのかかし)(近松徳叟(ちかまつとくそう))遺稿、翠松園主人校補。天保3年(1832)初演。講釈師司馬芝叟(しばしばそう)の長話「蕣(あさがお)」を脚色し...