ちゃく‐りゅう【嫡流】
家督を受け伝えていく家柄。正統の血筋。「源氏の—」
ちょうし‐そうぞく【長子相続】
長子が家督や財産を相続すること。日本では、民法旧規定の家督相続がこれにあたる。
つぎ‐て【継(ぎ)手/接(ぎ)手】
1 (継ぎ手)家督や家業などを継ぐ人。あととり。 2 二個の機械部品をつなぎ合わせる部品。ジョイント。 3 木造建築の柱・梁(はり)、船の敷(しき)・水押(みおし)・戸立(とたて)などの部材と部...
つぎ‐め【継(ぎ)目/続ぎ目】
1 物と物のつなぎ合わせてある部分。つなぎめ。「水道管の—」 2 骨と骨とが連結している部分。関節。「膝の—が急に痛くなった」〈漱石・夢十夜〉 3 家督・位・役職などを交替すること。また、その後...
とうかずいよう【桃華蘂葉】
室町後期の有職故実書。1巻。一条兼良著。文明12年(1480)成立。一条家の故実や領所・敷地の目録などを、家督を継いだ子の冬良に書き与えたもの。
とく【督】
[常用漢字] [音]トク(呉)(漢) [訓]かみ 1 見張って取り締まる。「督励/家督・監督・総督・提督・都督」 2 実行が遅れないようにせきたてる。「督促」 [名のり]おさむ・すけ・ただ・ただ...
なか‐つぎ【中継(ぎ)/中次(ぎ)】
[名](スル) 1 途中で引き継ぐこと。「電波を—する」 2 二者の間に立って取り次ぐこと。また、その人。「二社の商取引を—する」 3 家督相続者が年少のとき、成長するまで他の人が一時家督を継ぐ...
はい‐ちゃく【廃嫡】
[名](スル)民法旧規定で、推定家督相続人の家督相続権を失わせること。→廃除(はいじょ)
ひやめし‐ぐい【冷(や)飯食い】
1 他人の家に寄食する人。居候(いそうろう)。 2 冷遇されている人。 3 長男が家督を継ぐものとされていた時代、次男以下の男子の俗称。
へや‐ずみ【部屋住み】
家督相続前の嫡男。また、次男以下で分家・独立をせず、親または兄の家にとどまっている者。