あと【跡/痕/迹/址】
《「足(あ)所(と)」の意》 1 何かが通っていったしるし。「靴の—」「船の通った—」「頰(ほお)を伝う涙の—」「犯人の—を追う」 2 (傷には多く「痕」と書く)以前に何かが行われたしるし。痕跡...
あと‐しき【跡式/跡職】
《鎌倉時代以後の語。「後職(あとしき)」の意から》先代の家督・財産を相続すること。また、その家督・財産。跡目。
あと‐つぎ【跡継(ぎ)/後継(ぎ)】
1 家督を引き継ぐこと。また、その人。跡取り。世継ぎ。後嗣(こうし)。 2 師の学問や芸などを引き継ぐこと。また、その人。後継者。 3 前任者に続いて、その地位に就くこと。また、その人。後任。
あと‐とり【跡取り】
家督を継ぐこと。また、その人。跡継ぎ。世継ぎ。
あと‐め【跡目】
1 家長としての身分。家督。「—を継ぐ」 2 家督を継ぐこと。また、その人。跡取り。跡継ぎ。「—を立てる」 3 先代の地位を継ぐこと。また、その地位。その地位を継ぐ人。後継者。「派閥の—を争う」
としより【年寄り】
[共通する意味] ★年をとった人。[英] an old〔aged〕man[使い方]〔年寄り〕▽年寄りに昔の話を聞く▽元気なお年寄り▽年寄りの冷や水〔老人〕▽一人暮らしの老人▽老人ホーム▽老人医療...
かとく【家督】
[共通する意味] ★受け継ぐべき家や家業、財産、地位など。[英] family property[使い分け]【1】「跡」は、家・家名・財産・家業・地位など、戸主として相続するもの一般をいう。【2...
かてい【家庭】
[共通する意味] ★夫婦、親子など、一緒に生活する集団。また、その集団が生活する場所。[英] a home; a family[使い方]〔家庭〕▽あたたかい家庭に育つ▽家庭の事情で学校をやめる▽...
ぼけい【母系】
[共通する意味] ★母親の血統であること。また、その親族。[英] the maternal line[使い方]〔母系〕▽うちの母系には背の高い者が多い▽母系社会〔母方〕▽母方の親戚とは長い間疎遠...
ははかた【母方】
[共通する意味] ★母親の血統であること。また、その親族。[英] the maternal line[使い方]〔母系〕▽うちの母系には背の高い者が多い▽母系社会〔母方〕▽母方の親戚とは長い間疎遠...
あしかが‐よしかつ【足利義勝】
[1434〜1443]室町幕府第7代将軍。在職1442〜1443。義教(よしのり)の子。嘉吉2年(1442)8歳で家督を継いだが、2年後病死。
いせ‐さだちか【伊勢貞親】
[1417〜1473]室町中期の武将・有職(ゆうそく)家。室町幕府の政所執事。伊勢守。将軍足利義政の信任を得て権勢を獲得、斯波氏の家督相続問題に干渉。また将軍継嗣問題では義視排斥に失敗、近江(お...
きたばたけ‐とものり【北畠具教】
[1528〜1576]戦国時代の武将。伊勢国司。織田信長に居城大河内城を攻められ敗北。信長の次男信雄(のぶかつ)を自身の子である具房の養嗣子として家督を譲るが、のち、信長らに謀られて自刃。
しば‐よしかど【斯波義廉】
室町中期の武将。室町幕府の管領。斯波氏を継いで、越前・尾張・遠江(とおとうみ)の守護職となった。のち、義敏と家督を争い、応仁の乱の一因を作った。生没年未詳。
しば‐よしとし【斯波義敏】
[1435〜1508]室町中期の武将。斯波義健(しばよしたけ)の没後その養子となったが、重臣の朝倉・織田らと合わず、家督を退けられた。のち、義廉(よしかど)と家督を争い、応仁の乱の一因を作った。