しゅく‐ぼう【宿坊/宿房】
1 他寺の僧や参詣人が泊まる、寺の宿舎。宿院。 2 寺院で、僧の住まいとなっている建物。僧坊。 3 潔斎のために神官がこもる建物。斎殿(いみどの)。 4 檀徒が、自分の所属する寺または住持をさし...
しゅく‐ぼう【宿望】
前々からの望み。かねてからの念願。宿志。宿願。しゅくもう。「—を遂げる」
しゅく‐ぼう【宿謀】
以前からのたくらみ。
しゅく‐ぼく【宿墨】
すったのち一夜を経た墨汁。
しゅく‐みょう【宿命】
1 仏語。前世における善悪・苦楽などの状態。 2 ⇒しゅくめい(宿命)
しゅく‐めい【宿命】
生まれる前の世から定まっている人間の運命。宿運。しゅくみょう。「海に生きる—にある」「つらい—を負う」 [補説]書名別項。→宿命
しゅくめい【宿命】
《原題、(イタリア)Fatalità》イタリアの女流詩人・小説家、ネグリの処女詩集。1892年刊行。
しゅくめい‐てき【宿命的】
[形動]もともとそう定まっていて、それを変えるのは不可能であるように思われるさま。「—な出会い」
しゅくめい‐ろん【宿命論】
⇒運命論
しゅく‐もう【宿望】
「しゅくぼう(宿望)」に同じ。「某(それがし)儀明日年来の—相達(あいたっし)候て」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉