ちり‐がた【散り方】
まさに散ろうとするころ。散りぎわ。「あかざりし宿の桜を春くれて—にしも一目見しかな」〈更級〉
ちりこ‐ぼし【ちりこ星】
二十八宿の一、張宿(ちょうしゅく)の和名。→張
ちりゅう【知立】
愛知県中部の市。もと東海道五十三次の池鯉鮒(ちりふ)宿。近年、工業化・住宅地化が著しい。東部にある八橋(やつはし)は伊勢物語にも名所として詠まれた。カキツバタの群生地。人口6.8万(2010)。
塵(ちり)を出(い)・ず
俗世間を離れる。出家する。「秋風の露の宿りに君をおきて—・でぬる事ぞかなしき」〈新古今・哀傷〉
ち‐れい【地霊】
大地に宿るという精霊。「—信仰」 [補説]作品名別項。→地霊
ちん‐あ【沈痾】
長い間なおらない病気。宿痾。
ぢんぢんぢん【ぢん・ぢん・ぢん】
花村万月の長編小説。平成10年(1998)刊行。新宿を舞台に、家出少年の葛藤を描く。
つ【津】
1 船が停泊する所。また、渡船場。ふなつき場。港。「三箇(さんが)の—」「海上(うなかみ)のその—をさして君が漕(こ)ぎ行かば」〈万・一七八〇〉 2 港をひかえて、人の多く集まる所。また一般に、...
つうがく‐せい【通学生】
自宅や下宿から学校に通う学生。寄宿生に対していう。
つう‐くつ【通屈】
1 相談すること。話をつけること。かけあい。「惣兵衛と—いたし、茨木屋をば私請合ひ」〈浄・淀鯉〉 2 連絡を取り合うこと。共謀すること。「今夜の手番(てつが)ひ—は、私が配偶(つれあひ)太夫殿の...