より‐そ・う【寄(り)添う】
[動ワ五(ハ四)] 1 もたれかかるように、そばへ寄る。「—・って歩く」 2 相手の気持ちを思いやって支える。「被災者に—・った政策」
より‐たおし【寄(り)倒し】
相撲のきまり手の一。土俵際で耐える相手のまわしを引きつけ、体を密着させて倒す技。
より‐たけ【寄り竹】
岸に流れ寄せられた竹。「—を柱にして、葦(あし)を結ひ」〈平家・三〉
より‐つき【寄(り)付き】
1 よりつくこと。そば近くへ寄ること。「兎に角に—を好くするこそ緊要なれ」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 入ってすぐの部屋。 3 庭園などに設けられた簡単な休み場所。 4 茶の湯で、待ち合い3の異称...
よりつき‐そうば【寄(り)付き相場】
⇒寄り付き値段
よりつき‐ねだん【寄(り)付き値段】
寄り付き5で成立した値段。始値(はじめね)。寄り値。寄り付き相場。寄り付き値。⇔大引け値段。
より‐つ・く【寄(り)付く】
[動カ五(四)] 1 そばへ近づく。「だれも—・かなくなる」 2 取引所で、その日の最初の売買が成立する。「こじっかりと—・く」 3 頼りとする。身を寄せる。「秦の氏、分かれ散りて他族に—・く」...
より‐どうぐ【寄(り)道具】
人を殺傷しないで捕らえるために用いる道具。十手(じって)・刺股(さすまた)・突棒(つくぼう)・袖搦(そでがら)みなど。
より‐ね【寄(り)値】
⇒寄り付き値段
より‐ば【寄(り)場】
1 人の寄り集まる所。よせば。 2 魚の寄り集まる所。釣りのポイント。 3 江戸時代、米市の立つ所。米市場。 4 日雇い労働者と、日雇い仕事を斡旋(あっせん)する業者が集まる場所。よせば。