てつぞく‐げんそ【鉄族元素】
周期表のⅧ族のうち、鉄・コバルト・ニッケルの3元素の総称。いずれも強磁性を示し、化学的性質が似て、反応性に富む。
てんぐ‐の‐むぎめし【天狗の麦飯】
緑藻の一種。日本特産で、富士山など火山性の高山の地表に生える。灰褐色のゼラチン質に富む塊状をなし、冬に繁殖。これを食べて修験者が飢えをしのいだといわれる。飯砂(めしずな)。
てん‐せい【展性】
物質が圧力や打撃によって、破壊されることなく薄い箔(はく)に広げられる性質。金・銀・錫(すず)・アルミニウムなど、一般に柔らかい金属がこの性質に富む。→延性
てん‐よ【天与】
天の与えるもの。天のたまもの。天賦。「—の資源に富む」
ディキシーランド‐ジャズ【Dixieland jazz】
20世紀初頭、米国のニューオーリンズ地方におこった、即興性に富むジャズ。ニューオーリンズジャズ。
でんかいどう‐さくたい【電荷移動錯体】
電子が不足した官能基をもつ電子受容体と、電子が富む官能基をもつ電子供与体で構成され、両者の間で電荷の移動が生じる錯体の総称。EDA錯体。
とうさ‐ぐんとう【東沙群島】
中国、南シナ海北部にある珊瑚礁(さんごしょう)の群島。近海は水産資源に富む。プラタス諸島。トンシャー群島。
とかしき‐じま【渡嘉敷島】
沖縄県、慶良間諸島の島。同諸島最大の島で、標高200メートル前後の山々が連なり、起伏に富む。島の西側に複数の海水浴場がある。
とま・す【富ます】
[動サ五(四)]富むようにする。豊かにする。「国を—・す」
どうじだい‐せい【同時代性】
1 同じ時代のものに共通する性質。「—に富む二人の作家」 2 ある時代がもつ共通の性質。「—を強く打ち出した作品」