かつよう‐ごび【活用語尾】
国文法において、用言の語尾で、活用の際に語形変化をする部分。動詞では、「読む」の「む」(「ま・み・む・め」などと変化)、形容詞では、「寒い」の「い」(「く・い・けれ」などと変化)などの類。
カルサン【(ポルトガル)calção】
袴(はかま)の一種。上を緩めに仕立て、裾口に細い横布をつける。中世末に来日したポルトガル人のズボンをまねたもの。武士から町人まで着用したが、江戸時代には町人の労働着となった。現代でも農山村や寒い...
かん【寒】
1 寒いこと。冬の寒さ。「海辺に—を避ける」⇔暑。 2 二十四節気の小寒と大寒の時期。暦の上で寒の入りから立春までの間。1月6日ごろから2月4日ごろまでの約30日間。「—が明ける」《季 冬》⇔暑。
かん【寒】
[音]カン(漢) [訓]さむい [学習漢字]3年 1 さむい。さむさ。「寒気・寒暑・寒風・寒冷/悪寒(おかん)・厳寒・向寒・春寒・避寒・防寒」 2 さびしい。貧しい。「寒村/貧寒」 3 身震いす...
かん‐しつ【寒室】
寒い地方の植物を栽培するためなどにつくられた室。
かん‐しょく【寒色】
寒い感じを与える色。青や、その系統の色。→暖色
かんたい‐きこう【寒帯気候】
地球上で最も寒冷な気候。最暖月の平均気温がセ氏10度以下で、1年を通して寒い。ケッペンの気候区分における符合はE。ツンドラ気候(ET)と氷雪気候(EF)に分けられる。
かん‐てん【寒天】
1 寒い冬の空。寒空(さむぞら)。冬天。《季 冬》 2 テングサなどの煮汁を凍結・乾燥させた食品。煮溶かしてゼリー状とし、蜜豆・水羊羹などの菓子の材料とする。また、微生物の培養基や写真工業など利...
かん‐ぷう【寒風】
冬の寒い風。《季 冬》
かん‐れい【寒冷】
[名・形動]ひえびえとして寒いこと。また、そのさま。「—な地方」⇔温暖。