いて‐かえ・る【凍て返る】
[動ラ五(四)]春になって暖かくなりかけたころ、急にまた寒さがきびしくなる。「早春の—・る夜」《季 春》
いて‐はえ【凍て蠅】
寒さで凍りついたように、身動き一つしないハエ。冬のハエ。《季 冬》
いみじく‐も
[副]《形容詞「いみじ」の連用形+係助詞「も」から》非常にうまく。適切に。「暑さ寒さも彼岸まで、とは—いったものだ」
いよ‐だ・つ【弥立つ】
[動タ四]寒さや恐ろしさのために身の毛が逆立つ。よだつ。「これを聞きて心に怖れをなし、身の毛—・つ」〈今昔・一・六〉
いらら・ぐ【苛らぐ】
《「いららく」とも》 [動ガ四] 1 角張る。突っ張る。「こはごはしう—・ぎたる物ども着給へる」〈源・手習〉 2 寒さなどで、鳥肌が立つ。「いと寒げに、—・ぎたる顔して持て参る」〈源・橋姫〉 ...
い‐れい【異例】
普通と異なる例。今までに例がないこと。「—の昇進」「—の寒さ」
うえ【飢え/餓え/饑え】
1 飢えること。飢えた状態。空腹。飢餓。「—と寒さ」 2 望み求めているものが満たされない苦しみ。「心の—をいやす」
うえき‐むろ【植木室】
寒さに弱い植木を保護したり、花を早く咲かせたりするための温室。
うす‐ざむ・い【薄寒い】
[形][文]うすざむ・し[ク]《「うすさむい」とも》かすかに寒さを感じる。うそさむい。うすらさむい。「春の宵はまだ—・い」 [派生]うすさむさ[名]
うすら・ぐ【薄らぐ】
[動ガ五(四)] 1 薄くなる。淡くなる。「靄(もや)が—・ぐ」 2 物事の度合いが減る。程度が弱まる。「関心が—・ぐ」「寒さが—・ぐ」